幸せマインド

やりたくない事はやらなくてもいい

ビジネスをいくつも持つ、多才なある方が、こんなお話をしていました。
 

コロナで自粛生活をしていた時、家にいる時間がたっぷりあるので、この機会にブログを書きためようと思ったと。

今まで、何年も書こう、書こうと思いつつ、なかなか書けずにいました。

今がチャンスです。

でも蓋をあけてみると、どうしても、書けなかったそうです。

まず書きたいという気持ちが起こらない。

それでも、無理やり書こうとすると、気が重くなる。

そして、これは極めつけの理由ですが、どうしても書かなくはいけない、という状況ではありませんでした。

彼女のビジネスは、すでに軌道に乗っていて、今ぐんぐん伸びている時です。

がむしゃらに、新しい試行錯誤をする必要はありません。

そこで彼女は、はたと気づきました。

いくら時間があっても、やりたくないものはできないんだと。

時間がなかった時は、ブログを書けないのは、時間がないからだと思っていました。

そして時間さえあれば、きっと書けると思っていました。

でも、こんなに時間があってもできない...

結局、今まで書けなかったのは、時間がなかったからではなかったのです。

やりたくなかったからです。
 

そこで、ブログを書く事は、とりあえずやめました。
 

では自粛期間何をしたかというと、料理でした。

彼女は料理が大好きで、どんなに忙しい時でも必ず料理をします。

自粛期間中は、

「この材料とこの材料を合わせると、どうなるんだろう。」

「この調味料を入れるとどうなんだろう。」と、いろいろな実験をしていました。

また、本を見て今まで作ったことのない料理をしたり、パスタは麺から作ったりなど、普段時間がないときは、手間がかかり、なかなかできない事をやりました。

彼女は、「めちゃめちゃ楽しかった!!」と言っています。

もちろん、この間、料理の腕がすこぶる上がりました。

レパートリーもたくさん増えました。

今度お友達を呼んで、新しい料理を披露するのが楽しみです。
 

結局、好きな事は、時間がなくてもやります。

時間がない時は、それなりの方法になりますが、時間ががあるときはとことん時間をかけて、磨きあげます。

反対に好きではない事は、いくら時間があってもできません。

「やらなきゃ。」と思いつつ、気が進まないので、他のどうでもいい事をやってしまいがちです。

そして「また今日もやらなかった。。。」と罪悪感や、自己嫌悪感に陥ります。
 

それよりは、特に必要がないのだったら、気が進まない事はスパッと諦めてやらなくてもいいんじゃないかと思っています。

気が進まない事を、いつまでも、「やらなくちゃ。」と、ぐるぐると考えているのは、時間もエネルギーももったいないです。

気が進まない事をやらない代わり、自分の得意な事や、やりたい事をみっちりやります。

その方が、ストレスの減少にもなるし、良い結果が出ます。
 

と、言うのは簡単ですけれど、思い切って実行する人は多くありません。

この彼女の事を「お~~、思い切りがいい! ぜひ文章に残しておこう!」と思いました。
 

ゴンサレス靖子

 

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