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現地の言葉がわからなくて落ち込んでいますか?

Mujer acostada

海外在住者の悩みは何と言っても

言葉がわからないことからくるものが圧倒的に多いです。

 

確かに周りの人が言っていることがわからなかったり、

自分の言いたいことが表現できなかったりするのは大きなストレスです。

 

だから勉強しなければなりません。

 

でも…

 

実際は勉強の成果がでるまでは、ある程度の時間がかかります。

上達するまでの間は、言葉がわからないせいで、

どうしてもイライラしたり、落ち込んだりしてしまいます。

 

でも、ここで忘れてはいけないのは

コミュニケーションは言葉だけで成り立つものではないということ。

言葉は一つのツールでしかありません。

そのツールを使い慣れていないときは、

他のツールで補ってみます。

 

まず誠意をこめて人に接してみます。

誰かが困っているときに手を貸します。

 

たとえば隣の人が物を落としたら、

拾ってあげてにっこりとほほ笑みながら渡してあげるなどの、

ささいな事でよいのです。

誠意は必ず人に伝わります。

 

そしていつも微笑を絶やさないようにします。

周りの人の警戒心を解き、相手も善意を持って接してきます。

 

会話を続けるほど語学はできないけれども

相手の言っている事がある程度わかる場合には

とにかく熱心に人の話を聞いてみます。

 

話している人を見て、合図地を打ちながらひたすら聞きます。

話を聞くだけならできると思いませんか?

多くの人は誰かに話を聞いてもらうのは嬉しいもの。

「この人、熱心に私の話を聞いてくれてるな」

と喜んでくれて、友達になるきっかけになるかもしれません。

 

私はまだスペイン語があまり話せない時、

度々招待されたホームパーティーではひたすら聞き役でした。

2人、3人とバラバラと帰っていく中、

いつも最後まで残って延々を人の話を聞き続けていた私は、

いつまにか仲間内で“良い人”になっていました。

話好きのスペインならではの事で

“ここではなんて簡単に良い人になれるんだろう” と

驚いていました。

 

言葉は勉強しているうちにできるようになります。

それまでは、言葉にこだわらず、

とにかく誠意をもってコミュニケーションしてみると、

違う環境が生まれるかもしれません。

Image courtesy of graur codrin/ FreeDigitalPhotos.net

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