幸せマインド

私も不満だらけの人生を送っていたんだよ

今日はちょうどオフィスへ出勤する人達に混ざって地下鉄に乗りました。

他の先進国の首都と同じように、マドリッドも交通渋滞が激しく、地下鉄は一番早い移動手段。

郊外に住んでいる人も、都市部の端っこまで車で来て、そこから地下鉄に乗るというパターンが、かなりポピュラーです。
 

地下鉄の中では、2人の20代後半か30代前半ぐらいの、スタイルがよくて、きれいなスペイン人女子が何やら大声でじゃぺっていました。

高そうな洋服が似合っていて、お肌もつるつるの2人。

鋭い目の光が、とても賢そうに見えます。

アメリカのコンサルト会社のファイルを持っているから、そこで働いてるのかな。

エリートの高給取りという感じです。
 

その2人が、おもいっきり熱中して、同僚の不満を吐いていました。

エレガントな風貌に、似あいません。
 

「あの子ったら、こんな風に言ってきたんだよ! ふざけないで欲しいよ。だから私もきつい事、言い返してやった。」

「え~、なにその子!  ひどいね!!  そうだよ、ビシッと言ってやらないと!!!」

「大体ね、根本的に悪いのは...」

不満はどんどん白熱して、芋ずる式に他の不満が出てきます。

スペイン人は声が大きいから、車内に彼女たちの毒々しい言葉が響き渡ります。
 

私は普段、機嫌のいい人達、困難があっても頑張ろうと前向きな人達に囲まれています。

だからこういう場面に触れると、「そうか、こんな不満だらけの毎日を送っている人も存在するんだよね。」と結構衝撃を受けます。
 

とは言え、「私だって、そうだったじゃない。」と、ふと昔の自分を思い出しました。

私も総武線の中で、同僚と一緒に不満を吐きまくってたっけ。

私より2つ先の駅で降りる同僚と、毎日30分は不満合戦をしてたっけ。

今思うと恐ろしい。

でも、次第に、「いくら不満を言ったって、どこにも行きつかない。」って思い始めたのです。

「何か新しい事をして、今の生活を変えなきゃ。」って。

そこで、思いきって会社をやめて、スペインに留学したんですけどね。

結果は大成功!!!

人生の中で行った一番いい決断でした。 

今では、あの時の事もすっかり忘れるぐらい、大きな不満がない、自分の思い通りのハッピーな毎日を過ごしています。
 

でも、あの時の自分がなかったら、今に至っていません。

あんなに不満だらけだった私が、こんなにハッピーに生きられるようになったんだから、他の人もきっとそれができるよね、そして、そうなって欲しいな、という潜在意識が、今の仕事につながっているんだと思います。

そうなんですよ、あなたにハッピーになって欲しいのです。

もし、今の生活に納得していないのなら、それを変える行動をとって欲しいのです。
 

そうやって、地下鉄の中の2人は、どうして今私がこの仕事をしているか、改めて感じさせてくれました。

ゴンサレス靖子

 

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