やりたい事探し

何がなんだかわからなくなってきたら、考えの断捨離をしてみる

多くのクライアントさんが、「やりたい事がわかないんです。」と言って、私のところへやってきます。

でも、「う~~ん、そうかな~~??」と突き詰めて話していくと、実はやりたい事があったりします。

だれにでも、やりたい事があると、私は思っています。

ただ、さまざまな余計な考えに囲まれてしまって、本当にやりたい事が隠れて見えなくなってしまっている、という場合が、とっても多いのです。 

本当に多い!!
 

私達はどちらかというと、物でも考えでも、どんどん増やしていく傾向があります。

物だと見えるので、増えているのがすぐわかるのですが、考えは見えないので、増え続けても案外気づかないもの。

ああでもない、こうでもないと、たくさん情報を頭に入れて、考えすぎて飽和状態になっていたり、さまざまな人の意見に振り回されていたりすると、だんだん本当の自分が見えなくなってきまます。
 

この前も、そんなクライアントさんとのセッションでした。

クライアントさんには、まず、考えの断捨離をしてもらうことにしました。

ただ、「考えの断捨離をしよう!」と言っても、見えない物を捨てるという感覚は、慣れないと、どうやっていいのか、わかりづらい。

見えるものを手に取って捨てるのとは、感覚がが違って、なんとなく、つかみどころがなく、ぼやっとしています。

そこで思い切って、一度、すべての悩みについて考えるのを、やめてもらう事にしました。
(これも 言うは易く行うは難しですが…)

1日でも、2日でもいいから、できれば悩みだけではなく、なるべく考える事をしないようにして、すべて直感で行動してもらう事にしたのです。

贅沢を言うと、1週間ぐらい考えるのをやめるといいのですが、日本や忙しい国に住んでると、そんなに時間をとると、かえってそわそわしてしまうので、3日ぐらい取れればいいかな、という感じでしょうか。

スペインみたいにのんびりしている国だと、一週間ぐらい平気なんですけどね。

という訳で、クライアントさんは、結局3日、今悩んでいる事について考えるのをやめました。

その間、大怠けをして、何かをやるとしたら、自分が心地いいいと思う事だけをしてもらう事にしました。

すると、どうでしょう!

3日間たったあと、「自分の本当の姿を思い出しました!」とメッセージがきました。

このクライアントさん、やっぱり無理をしていたようで、周りの意見に振り回されて、自分というものを見失っていたようです。

「そうだ、私って、こういう人間だったんじゃない。 私って、これが好きだったんじゃない。」と、”自分の本来の姿”を思い出し、まるで長い眠りから目が覚めたような感覚だったと言っていました。
 

私達は、情報も、人も、物もあふれかえってる環境で暮らしています。

たまにはそうやって、今の環境をシャットダウンしてみると、本当の自分が見えてくるかもしれません。

そして、自分は本当はどうしたいのか、見えてきたりします。

何がなんだかわからくなってきた時は、これ、お勧めです!
 

ゴンサレス靖子

 

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