「得意を伸ばす」と「苦手を克服」のジレンマ

うまくできる事や、得意な事を伸ばしていった方がいいと、いつも言ってはいますが、それを実践できるようになるまでは、なかなか時間がかかるものです。

私たちの多くは「苦手を克服するより、得意なことを伸ばす」という考え方のもとに育ってきてはいないので、仕方のない事ではあります。
 

例えば、強み活用のセミナーをやっている知り合いがこんな事を言っていました。

セミナーの中では、こんな質問をするそうです。

・・・・・・・・・・・
子供が、以下のような成績を取ったら、どの勉強に力をいれさせますか?

算数 30点
国語 80点
英語 90点
・・・・・・・・・・・
 

全員、苦笑いをしながら「算数ですね。」と答えるらしいです。

それ以外の答えをする人は、今までいなかったそうです。

もちろん、強み活用のセミナーを受けにくる人達ですので、「英語」と答えるべきだという事は百も承知なわけです。

それでも、やはり「算数」と思う事は避けられないと言います。
 

とは言っても、この質問も突っ込みどころ満載で、子供が何歳なのか(小さければ小さいほど、隠れた可能性がある)、どんな状態なのか、どんな気持ちか、などなど、一概に点数だけでは結論がだせるほど、シンプルなものではありません。

ただ、この質問に答えることによって、自分のデフォルトの考え方が、「強みを活かす」傾向にあるか、「弱みを克服する」傾向にあるか, 気づく事ができるのではないかと思います。
 

私だったらどうするかといえば、子供が算数の勉強が嫌いで、英語が大好きだと言ったとしたら、英語に力を入れて勉強させます。

ただ、10年前は迷わす「算数」と答えていたでしょう。

自分の思考が「弱みを克服する」から「強みを活かす」ことに変わってきたことを実感します。
 

あなたがもし、「強みを活かす」生き方をしたいけれど、まだ「弱みを克服する」ことに注意が言っているとしたら、私がお手伝いしていきますので、引き続きお付き合いお願いしますね。 
 

ゴンサレス靖子

 

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