自分の強み

才能の資質が弱みとして出ると苦しくなる

メルマガ読者さんから、「これが自分の強みだからと言い聞かせてやってると、逆に重圧と疲労感が増します。」とのコメントを頂きました。

私が行っている無料強み診断は、それぞれの”才能の資質”が、強みに出た場合の事だけを書いています。

(有料のプレミアム診断では、強みに出た場合だけでなく、弱みに出た場合の事も、お伝えしています。)
 

実は、この”才能の資質”が、弱みとして出てしまう事もよくあるのです。
 

ここで言う”才能の資質”とは、自分の「無意識に繰り返し現れる思考・感情・行動のパターン」(脳のクセ)と定義しましょう。

”才能の資質”がポジティブに出れば強み、ネガティブに出れば弱み。
 

だから、「この強み、使い過ぎで苦しい…」と感じる事があるかもしれません。

でもそれは、”才能の資質”がネガティブに出ていて、弱みとして使ってしまっているからです。
 

そんな時はどうするか?
 

とりあえず、そのネガティブに出た“才能の資質”をスイッチオフします。
 

例えば、他者の感情が、自分のことのようにわかってしまう「共感性」という“才能の資質“を持つ人。

人の感情を敏感に察知するので、誰かが落ち込んでいると、すぐに気づいて、助けてあげます。

そんな人に手を差し伸べて、笑顔を取り戻すのをみるのがを、何よりの喜びです。

優しい、素敵な強みです。
 

この「共感性資質」が、弱みとして出た場合。

他人の愚痴、不平、不満などのネガティブな感情にも影響を受けやすく、そんな場にいると、へとへとになってしまいます。

他人の感情を感じるな、といっても無理なので、そんな時は、とにかくそういった場と距離を置く事が必要です。

とは言え、それができない時も、ありますよね。

上司だとか、旦那さん・奥さん、お姑さんとか…

そんな時は、自分が電話ボックスに入ったつもりになると良いと言われています。

(ご存じですか? 昔、通りにあった電話ボックスです。)

周りの状況は見えるけれど、声は聞こえず、自分はネガティブな感情から守られているような気分になるらしいです。

私には、この「共感性資質」がないので、「それだけでいいの~~??」と半信半疑なのですが、強み活用コーチ仲間で、この「共感性資質」を持っている人は、みんな口をそろえて、「これは効くんだよ。」と言っているので、効果があるんだろうな、と思っています。
 

他の例をあげましょう。

私は「目標志向」という、ひとたび目標を定めたら、そこに向けて一直線に突き進む“才能の資質“を持っています。

目標達成に集中し、目標を達成させるまであきらめずに、根気よく続けます。

これは強みとして現れた場合です。
 

次は弱みとして現れた場合。

目標を達成しようと集中している間は、目標達成に関係ない事は、じゃまとしか思えなくなります。

だから、周りの人への配慮が欠けてしまう事があります。

話しかけれられても、素っ気ない返事をしてしまいます。

ひどい時は、メールの返事もしない(メール自体見ない)、電話にも出ない。(集中しすぎて、電話の音も聞こえなくなる)

でも、弱みとして出る“才能の資質“の事をを学んでからは、「今、自分はこういう状態になってる。」となるべく気づくように、注意を払うようになりました。

そして、そんな風に弱みに出た時は、この“才能の資質“をスイッチオフをして、私が持っている他の“才能の資質“「ポジティブ」をスイッチオンします。

そうすると、「ま~~、そんなにカリカリ目標に突進しなくても、どうにかなるでしょ~~」と突然思えてくるのです。
 

強みとして使って、苦しむって事はないのです。

苦しいと思う時は、”才能の資質”を弱みとして、出てしまっているから。

私のセッションでは、この“才能の資質“をいつも強みとして活用しよう!という事もやっています。

訓練すれば、弱みとして出ないようになるんです。

そして、いつも強みとして活用すると、人生楽になります!

 

ゴンサレス靖子

 

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