私は、几帳面というには、程遠い性格をしています。
それでも、場面によっては、かなり変身し、私のことを几帳面だと思う人もかなりいるのです。
母でさえ、「ものすごく几帳面な面があるわよね。」なんて言っていました。
私が変身する場面に、一緒にいた事がない人にとっては、私は果てしなくアバウトな人です。
場合によって、こんなに変わるのはどうしてだろうと、子供の頃から不思議に思っていました。
私の中に、几帳面な人と、アバウトな人、2人が住んでいる、みたいな。
それが、強みを学び始めてから「なるほど!」と解明。
デフォルトではアバウトな性格な私も、目標達成のスイッチが入ると、急に几帳面な人に変身するのです。
「目標達成」というと、大げさなので、ただ単に「やろうとしている事を完了させること。」と思って頂いた方が、わかりやすいかもしれません。
何がなんでも「やろうとしている事」を完了させたい。
そんなスイッチ入ると、それにはどうしたらいいかと、取り憑かれたように考え始めます。
そして、それを完了させるには、キチキチっとこれをやっておいたほうがいい、あれをやっておかないと、と思うと、ちゃんと几帳面に、正確にやるんですね〜。
物の整理整頓だって、そんなにきちっとする方ではありません。
でも、自分の周囲がだんだん乱雑になってきて、物を取り出すのに、時間がかかるようになると、
「物を取り出すのに時間をかけるなんて、ナンセンス! 完了させるまでの時間が奪われる!」と思い、狂ったように片付けをします。
あなたのの周りにもいませんか?
その人の周りがワーっと汚くなって、しばらくするとワーッときれいになる、そのきれいな時と汚い時の差が大きい人って。
私と同じように、デフォルトでは結構ズホラな性格なのに、何かのスイッチが入ると、きっと几帳面になるんですね。
たとえば、私が娯楽に使ってるGmailアカウントの未読はなんと五千通。
仕事に使っているメールアカウントの未読はゼロです。
そうやって目標や目的を持つと、別人になるんです。
(ちなみに、私のストレングスファインダーの目標志向は2位、規律性は28位です。)
強みスイッチが入って、フル回転して、足りない部分をバッチリと補ってくれるんです。
そして、慣れてくると、必要な時にそのスイッチをいれる事ができるようになります。
そうすると、物事が「あれ? もうできちゃった。」と思うぐらいスムーズ進んで行って、人生が楽になります。
その二次効果として、不安がなくなって、自分に自信が持てるようになります。
それには、まず、自分の強みをしっかりと把握しないと始まりません。
強みって、自分では当たり前に使っていることが多いので、「そのぐらいみんなできるでしょ。」と錯覚して、自分自身では気づかない事が多いんですよ。
是非、自分の強みを認識することに取り組んでみてくださいね。
ゴンサレス靖子