やりたい仕事がわからない…
このように考えている人は、なんと多いことか!
「考えているだけでは、わかるようにはならないので、とにかくやって下さい。」
と、思うものの、何から手を付けていいのか、わからないから、立ち止まってしまっているわけなので、そんな言葉は、あまり役に立ちません。
では、こう言われたら、どうでしょうか?
”自分が尊敬する人を目指してみる。”
「私がやりたいと思う仕事探しと、どう関係あるの?」と思うかもしれませんが、まあ、最後までお付き合い下さい。
尊敬という言い方は、堅苦しいかもしれないので、「こんな人になりたい。」と言い換えてもいいかもしれません。
身近な人でも、テレビに出てくる人でも、著名人でもいいです。
誰かいますよね。
この人いいなと思う人。
憧れの人。
目指してみると言っても、その人の職業を目指してみようという意味ではありません。
それは、あまり現実的ではないですよね。
まず、
どうして、その人を尊敬するのか? その人のようになりたいと思ったのか?
その人の、どの部分に感銘を受けるのか?
を考えてみて下さい。
そして、自分もそうなれるように目指してみるのです。
例えば私の場合は、元英語の先生。
20か国を話し、オンライン語学スクールのオーナーであり、木材輸出入会社の社長でもあります。
カナダ人のおじいちゃんです。
https://www.thelinguist.com/
http://www.kpwood.com/company/people/steve-kaufmann
どうして、スティーブを尊敬するのか?
どの部分に感銘を受けるのか?というと、
・20か国を話すという実用的なスキルを身に着けている
・しかも、日々マスターした言語が増えている(成長を続けている)
・言葉だけでなく、さまざまな文化や習慣も同時に知り、視野が広い
・時には優しく、時には厳しくリーダーシップを取り続ける
・家族を大切にする。
・仲間を大切にする
・活動的
・スポーツ大好きで、隙があると、スキーやスノーシューイングやマラソンをする。
まだまだ、書き入れないぐらいたくさんあります。
他にも尊敬する人はたくさんいます。
皆さんがよく知っている人でいうと、勝間和代さん。
・向上心を持ち、絶えずいろいろな事にチャレンジしていく。
・それは多岐にわたっていて、ダイエット、断捨離、スポーツ、ビジネス、投資などなど。
・周りを気にせず、自分の意見をはっきり言い、リーダシップを取り続ける
・人間関係を大切にする。
・親切
・活動的
・聡明
こちらも、書ききれません。
書き出した事を眺めてみると、なんとなく、自分が目指しているものがわかります。
チャレンジしなきゃね~とか、家族や仲間を大切にしなきゃとか、リーダーシップを取らなきゃね~などなど。
ここで、「やりたい仕事がわからない」の答えを。
要は、どんな仕事についたとしても、これが満たされれば、幸せ感を感じるのではないかと。
だから、それが満たされる仕事を選んでみる。
または、今の仕事でそれをやってみる。
そうすると、きっと幸せ感や充実感を感じるのではないかと思います。
なぜ ”やりたい仕事” を探し続けるのかというと、幸せになりたいからですもんね。
ゴンサレス靖子