何かを達成するときは、まず目標をはっきりと決めなくてはならないと、一般的に言われる事が多いです。
「いやいや、そうは言っても人それぞれで、目標を定めない方が、うまくいく人もいるんですよ。」というお話を何回かしています。
例えばこちら–>ブログ 夢や目標がない方がうまくいく人もいる
今日はその反対で、絶対目標を定めた方がいい人についてお話します。
目標を定める事によって、人の何倍も自分の力を発揮する事ができるけど、設定しないと、全くうまくいかないタイプの人がいます。
私が今まで接してきた人達から感じている感覚値なので、正確さはまったくないのですが、10%ぐらいの人が、目標を定めないほうがいい人、もう10%ぐらいの人は、絶対目標を定めた方がいい人、あとの80%ぐらいの人は、どっちとも言い切れない中間ぐらいの人、という気がします。
そして、絶対目標を定めた方がいい人というのは、一度目標を定めると、脇目も振らずその目標に向かってまっしぐらに進みます。
どうやったら目標を達成できるか、目標から逆算をして、期限とマイルストーンを決めながら、グイグイ前進していきます。
簡単にフロー状態に入り、その集中力は、話しかけられても声が聞こえないぐらい。
時間も忘れて、気づいたら食事もとっていないし、いつのまにか夜になっていたなんていう事もあるぐらいです。
ただ、目標達成のスイッチが入らないと、だら~~んとしてしまうんです。
フワフワ、フラフラ、漂ってる感じになるんですね。
何も生産的な事はしません。
怠惰という言葉が相応しいぐらいです。
その状態は目標達成のスイッチが入ってる時とは別人のようです。
実は私がそうでした。
はたからみたら、「なんで、あんなにあの事についてはガンガンやるのに、これはやらないんだ。」
「なんで、本当はできるのにやらないんだ!」と言わる事はしょっちゅうありました。
「それは私の能力では、できないよ。」と言っても
「でもこの前、似たような事やったじゃない。」と信じてもらえず、
「やる気ぐらい出したら。」と非難される事も。
でも、本当にできる気がしなかったんですよ。
まず、やる意味が見い出せない。
だから、目標なんて思い浮かびません。
だから動けませんでした。
やる意味が見い出せなくたって、行動できる人はたくさんいます。
直感で「なんだかわからないけど、やった方がよさそうだ。」と思ったり、
「まあ、やっているうちに、意味が見いだせるだろう。」と思ったり、
「やっておいた方が、波風立てなくてすむから」と思ったり、それぞれの理由で動き始める人はたくさんいます。
でも、 私達みたいな「目標がないとスイッチが入らない」人は、なんといっても、絶対に目標を立てなければ、動けません。
どんなに小さな事でもいいから、目標を立てて、スイッチをいれないと、怠惰なままです。
だから、こういうタイプの人は絶対に目標を決めて下さいね。
目標スイッチがはいると、ぐいぐいを集中して、目標を達成していきます。
こんな強みは、是非どんどん使って、どんどん目標を達成していくに限ります。
これはストレングスファインダーの才能の資質「目標志向」の特徴です。
こうやって、才能の資質(強みの元)によって、行動の発動の方法は違います。
ゴンサレス靖子