私が住んでいるスペインでは、去年の今ごろ、ちょうど一回目の緊急事態宣言が、終わったところでした。
いろいろな事が、変わった一年でした。
そこで、今日は、変化や障害があっても、しなやかに生きていくにはどうしたらいいか、という事についてお話します。
しなやかに生きていくために、常に自分自身にするとよい質問があります。
それは、この2つ。
「どんな自分でありたいか。」
「生きている間にどんな役割を果たしたいか。」
これから、いろいろと予想もしないような変化がやってくるかもしれません。
コロナや不況などの社会的変化かもしれないし、自分や家族の急な病気や、リストラ、離婚などの個人的な変化かもしれません。
そんな時でも、慌てずに、ドーンと構えていられるようにしたいものです。
もちろん、落ち込んだり、嫌な気持ちになったり、悲しくなる事は避けられません。
ただ、そんな中でも、「大丈夫、かならず明るい未来がやってくる。」と思えるようになると、「何があっても大丈夫かも。」と人生大船に乗っているような気持ちでいる事ができます。
そんな状態を目指したいと思いませんか?
まず、「どんな自分でありたいか」と考えてみてください。
そう言われてもピンとこないかもしれませんが、そんなに難しく考えなくてもいいのです。
例えばこんな感じです。
・創造的でありたい
・好奇心を持ち続ける人でありたい
・柔軟な考えをもつ人でありたい
・優秀でありたい
・公平でありたい
・誠実でありたい
・勇敢でありたい
・忍耐強くありたい
・情熱的でありたい
・親切でありたい
・寛大でありたい
・ユーモアを持ち続ける人でありたい
私の場合は「自分にも他人にも誠実でありたい。ベストを尽くし、優秀でありたい。 人には親切でありたい。」です。
「生きている間にどんな役割を果たしたいか。」という事を考えるときは、例えば、
・人に希望を与える役割を果たしたい
・リーダーシップをとって、人を導く役割を果たしたい
・人をとことんまで楽しませる役割を果たしたい
・スキルや知識を伝道する役割を果たしたい
などでしょうか。
例えば、私だったら、「ひとりひとりの強みを見出し、それを活かし、自分が満足する人生を過ごすことができる人が一人でも多くなるようにする役割を果たしたい」です。
そして、普段から
「どんな自分でありたいか。」
「生きている間にどんな役割を果たしたいか。」
という事を心にとめて、それを基準に、行動や決断をしていくと、いざ何か大きな変化や障害があったとしても、グラグラと気持ちが揺れる事なく、自分が進む道が見え、マイペースに前進していけるようになります。
余裕がある今のうちから、準備しておくことをお勧めです。
ゴンサレス靖子