限られた時間で最大の成果を求める生き方~「達成欲」

今回は、ストレングスファインダーの「達成欲」資質についてお話しします。

この資質はなかなか面白くて、仲間内では「メラメラ系資質」と呼んでいます。

「達成欲」資質を上位持つ人には、こんな特徴があります。

・限られた時間内で、できるだけ多くのことをやりたい
・始めたことは最後までやり遂げたい
・短時間で多くの成果を出したい
・忙しいのが好き
・体力があるように見える
・一つ達成すると、休むのではなく次に移る
・地道にコツコツと数多くのことを実行する
・常に動いていないと満足できない

と、これらは一般的に言われる特徴ですが、他にも思わず「フフッ」と笑ってしまうような特徴を指摘した人がいます。

例えば、
・気がつくと両手いっぱいに何か持っている。

これに気づいた人、鋭い!
確かにそうなんです!
実は私も「達成欲」が2番目にあるので、とてもよくわかります。
いつも両手に、いや、それだけじゃなく脇にも挟んで、たくさんの物を持ちます。
「何往復もするのは時間とエネルギーの無駄だから、一度にできるだけたくさん運びたい!」という思考が働いてしまうのです。
まさかこれが達成欲の特徴だとは、言われるまで気づきませんでした。

そしてこんな事も。。。

・「少し休んだら?」と言われると、「えっ、放っておいて! 今いいところなんだから!」と思う。
・「ここまで終わればOK」と決めていたのに、終わると「まだいける」と次のことに手を出す。
・ 週末にパートナーがのんびりしていると、「なに怠けてるの? やることたくさんあるでしょ!」と思ってしまう。

こうやって、「達成欲」を上位に持つ人は、体力の続く限り行動し続け、成果を出し続ける強みを持っています。

ただ、周りの人が同じペースで動けるとは限りません。
実際、多くの人はそこまで行動したいとは思っていません。
ですので、自分のペースを周りに押し付けないことが大切です。

あるコーチが「自分がちょっと疲れたなと思ったとき、周りはもう倒れる寸前になってる」と言っていましたが、まさにその通りかもしれません。
そして、そうやって周りとペースが合わない時は、自分自身も無理に合わせようとせず自分のペースを守れる環境を整えるのが大切です。
私はこの「達成欲」の特徴を知ってから、「なぜみんなは私と違うの?!」とイライラさせされる理由がわかって、随分と気分が楽になりました。

そして、「ううう。。。みんなと私、違う。。。」と感じたときは、「私は私、他人は他人」とそれぞれの考えを尊重することができるという強みの「個別化」は発動させて、機嫌を取り戻すことにしています。

「個別化」は私が4番目に持つ資質で、こんな時にに大活躍です。
「個別化」については、また別の機会にお話をしますね。

ゴンサレス靖子

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