責任感が強すぎるあなたへ、心を軽くするヒント

今日は、ストレングスファインダーの「責任感」という資質についてお話します。

この資質を上位に持っている方は、自分が引き受けたことや約束したことに対して、非常に強い責任を感じる傾向があります。
そして、どんな困難があってもそれをやり遂げようとする力強さを持っています。
仕事や日常生活において、責任感の強さは大きな信頼を生み、周囲からの評価も高まります。

とても素晴らしい強みです。

でも、この資質を持つ方が口にするのが、「責任感が強すぎて、逆につらい……」という声です。

たとえば、約束を100%守ることが理想とはいえ、時にはどうしても守れない状況に陥ることがあります。
そんなとき、「自分のせいだ」と強く自責の念を感じ、必要以上に落ち込んでしまうことも。

また、周囲を見回してみると、自分ほど責任を感じている人が少なく、「どうして自分だけこんなに苦しんでいるんだろう……」と理不尽さを感じることもあるでしょう。
チームでの仕事では、「チームとして結果を出さなければ!」と、他のメンバーがやるべきことまで背負い込んでしまうことがあります。

でも、その結果として、自分だけが負担を抱え込み、疲弊してしまうことがよくあります。

ここで大事なのは、「自分の価値観がすべての人に当てはまるわけではない」ということを認識することです。
世の中には、驚くほど「適当」に物事をこなしても、何の問題もなく悠々と過ごしている人がたくさんいます。
「やらなくても死ぬわけじゃないし~」と軽やかに言える人もいるのです。

ですので、、責任感の強い自分が「世の中のスタンダード」ではないということを認識して、「こうあるべき!」という思いを少し緩めてみるのも一つの方法です。
肩の力がふっと抜けて、気持ちがぐっとラクになるはずですよ。

こうして自分を客観的に見つめ直すことで、人生はもっと生きやすく、そして豊かになると私は信じています。
自分の考え方・感じ方・行動パターンを理解することで、これまで抱えてきた悩みや困難だったこともしずつ解消されていきます。

実際に、私自身もそうでした。
あなたも、自分の資質を客観的に見つめ直すことで、これまでの思い込みや課題が解消されていくのを感じ、もっと生きやすい人生を手に入れることができるかもしれません。

ゴンサレス靖子

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写真:Jupi LuによるPixabayからの画像

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