正しいやり方より、自分に合うやり方

この前は、失敗のリスクをいろいろと考えるからこそ、なかなか行動に移せない、ストレングスファインダーの[慎重さ]を上位に持つ方についてお話ししました。
今日は、その反対。
失敗を、あまり「失敗」だと思わないタイプの人についてお話しします。

人って、本当に千差万別です。
周りから見ると、「わ、この人大失敗したかも……」と思うようなことでも、本人は意外とケロッとしている、そんな人もいます。
……例えば、私です(笑)。

なぜなら、このタイプの人にとって失敗は、「学びのひとつ」「起こって当たり前のこと」「まあ、想定内」だったりするからです。
「失敗しないなんて、むしろありえない。」という感覚を持っているのかもしれません。

ストレングスファインダーでいうと、[学習欲][ポジティブ][活発性]を上位に持つ方には、特にその傾向があります。
そして……私は、この3つが全部上位です。

きっと、周りの人には、いろいろとハラハラさせていることでしょう。

周りが、「……あー、やっちゃったね」という目で見ていても、本人は、「え? 何のこと?」と、あまり気にしていません。
「あ、うまくいかなかった。じゃあ次!」「まあ、なんとかなるよね」「これはこれで、いい学びになった」
そんなふうに、自然と次へ進んでいきます。

こういうタイプの人は、周りから見ると、「いつも元気」「いろいろなことに挑戦している」「エネルギーがある」という印象を持たれることが多いかもしれません。
たしかに、人生は楽しいです。
いろいろやってみる。
知らないことを経験する。
うまくいかなかったら、また別のことを試す。

ただ、動きが多すぎて疲れることもあります。
そして時には、失敗したことを責められると、かなりイラッとしてしまいます。
なぜなら、本人の中では、「いや、これはこれで必要なプロセスなんだけどな……」と思っているからです。
たくさん動いて、試して、失敗して、また動いて。
かなり“がちゃがちゃ”やっているのに、[慎重さ]を上位に持つ人が静かに一度だけ行動して出した成果よりいいとは限りません。

そんな時には、思います。
「……あれ?私のあの大変さは、いったい何だったんだろう?」
でも、だからといって、 その人と同じやり方をすればうまくいくかというと、そうでもありません。

じっくり考えて、完璧に戦略を練って、失敗しないように準備してから動こうとしても、[慎重さ]が上位の方のように、百発百中とはいかないのです。
むしろ、動いて、体験して、失敗して、そこから学ぶことで、ようやく成果につながっていくタイプなのです。

本当に、やり方は人それぞれです。
だからこそ、いつも思います。
大切なのは、「正しいやり方」を探すことではなく、「自分に合ったやり方」を見つけること。
慎重に考えてから動く人もいれば、動きながら考える人もいる。
失敗をできるだけ避けたい人もいれば、失敗してから学ぶほうが早い人もいる。

自分とは違うタイプの人を見て、「どうしてあの人みたいにできないんだろう」と落ち込む必要もないのです。
自分には、自分に合った進み方がある。
それがわかると、もっと楽に、もっと自分らしく動けるようになります。

ストレングスファインダーの面白さは、まさにここにあります。
「どうして私は、いつもこうなんだろう?」そう思っていたことも、自分の資質を知ることで、「ああ、だから私はこういう行動をするんだ」と、自分自身を理解できるようになります。
そして、自分の「取り扱い方」がわかってくると、無理に誰かのやり方を真似する必要もなくなります。
「自分には、自分に合ったやり方がある」
そう思えるようになると、自分の強みを活かしながら、自分らしい方法で人生を進んでいけるようになるのです。

ゴンサレス靖子

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