強みの一番いい使い方は、
「この強みがあるから、こういう仕事をしよう。」という、他の可能性を外してしまう使い方をより、
「やりたい事を、強みを使って、早く、楽にやり遂げたり、発展させる」という、可能性を広げる使い方をする事です。
とは言っても、自分の強みと反対の事をやっているといると、やっぱりなんとなくしっくりこないものです。
参考になるかもしれないので、私の例をお話しますね。
随分昔になりますが、私は、海外在住者の悩みをお聞きするというサービスをやっていた事があります。
カウンセラーでも、コンサルタントでも、コーチでもなく、とにかく悩みを吐き出してもらって、さっぱりして頂く事に重点を置いたものでした。
お話をした後には、すっきりしたと言ってもらえ、(たぶん)評判もよく、ボチボチ需要もありました。
ただ、私の方が、あまり気のりしなくなってきちゃったんです。
「お客さん、来ないといいなあ。」なんて思う時もありました。
とは言え、悩みを聞くのは大好きなんです。
悩みって、人生の深いストーリーを語ってくれるじゃないですか。
うわべだけの話よりも、心の奥底にある考え、それにとっても興味があるんです。
でも、聞いているだけじゃなくて、もう一歩踏み込みたかったんですね。
そんな頃、当時お世話になっていたMyストレングスコーチに、こう言われました。
「自分も人も、どんどん前進していって欲しいと思ってるでしょ?
だから、「悩みを聞いて、それで終わり。」では不完全燃焼なんでしょうね。
その後の、「さあ、それでは、どうしましょうか!」という部分で、靖子さんは力を発揮するし、生き生きとしてくるんですよ。
靖子さん、自分の強みがあまり活かせてないですねえ。」
確かに!
また、似たような事をMyビジネスコンサルタントにも言われていたました。
それで、思いきって方向転換です。
今度は、「話を聞いてもらうだけでいい。」という方たち向けではなく、「自分の人生、なんとかしよう。」と思っている方向けのサービスをはじめました。
それはもう、準備段階から楽しかったです。
そうやって今の仕事に至っているわけです。
今の仕事は、天職だ!と思えるし、一生やって生きたい事でもあります。
そして、自分の強みを活かし続けていると、なんと言っても楽しいです!
ゴンサレス靖子