マドリッドでは先週ワールドプライドが開かれました。
あちこちに広告塔があったり、市庁舎にレインボーフラッグが大きく掲げられたらり、マドリッド市自体が随分とお金と手間をかけていました。
イベントも盛りだくさんで、とっても楽しそうな雰囲気に飲み込まれて、私もお祭り気分で思わず参加したくなりました。
とは言いつつ、知り合いの同性愛者達(あえてLGTBと言いません)が、揃いも揃って言った言葉が気になってしまいました。
「僕たち、ああいうの迷惑なんだよね」
へ〜、そうなんだ〜。
「LGTBにも色々な人がいるのに、すべてを一緒にしないで欲しい。」
確かに…
「なんだよ、あのきちがい騒ぎは。」
「あの意味のない演説はなんだよ。」
「やすこ、あいつたちと僕たちって、なにか共通点があると思う? 僕たちとやすこの方がよっぽど共通点があるよ。」
ごもっとも。
LGTBの人がみな同じ考えを持っている訳ではありません。
私達異性愛者が、みんな同じ考えを持っている訳ではないのと同じです。
私の知り合いの同性愛者達は、私と同じような社会生活を送っています。
価値観も似ています。
だから知り合いになったわけで、LGTBだから知り合いになった訳ではありません。
結局、行きつくところはいつも同じで、その人がどういう人間か、という事が重要なのです。
同性に興味があるか、異性に興味があるか、そんな事ははっきっり言ってどうでもいいです。
その人の価値観や、信念、あり方が大切なんです。
そうは言っても、同性愛者であるが故の悩みは沢山あると思います。
それを解決するには、こうしなければならないとか、いや、それは間違っているとかは、一概には言えず、解決方法も発展途上なんだろうな~と思います。
なかなか難しい問題です。
同性愛者も極普通に、さりげなく生きられるようになったらいいのにね、と思った1週間でした。
ゴンサレス靖子
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