幸せを研究する学問があるのはご存知ですか?
私はそれを知った時、「そんなものがあるんだ!」と、とっても嬉しくなりました。
素敵じゃないですか?
人々がどうやったら幸せになれるかを研究する学問だなんて!
その学問はポジティブ心理学と言われるものです。
いわゆるポジティブ思考ではありません。
正式な心理学の一分野です。
この分野は、アメリカでは非常に盛んで、たくさんの大学でポジティブ心理学講座が開かれて、特にペンシルバニア大学やハーバード大学の講座は有名です。
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私達は、幸せというものを、あまりにもないがしろにしてるのではないかと思うのです。
もっともっと幸せに生きられるのに、なぜか幸せになろうとしない。
せっかく幸せになる機会が与えられているのに、自らそれを逃してしまう。
まるで自分が幸せになってはいけないんじゃないか、と思っているような振る舞い。
はるか昔に、母にこう言われたことがあります。
「そんなに幸せを先に使っちゃうと、後は不幸になるだけだよ。」
もちろん私は「そんなバカな!」と思いました。
そこで「そうか、自分は幸せになっちゃいけないと思っている人がいるんだ。」と気づきました。 (”そういう人がいる”どころではなく、一緒に住んでいた訳ですが…)
それでは、そういった人にとっての人生って、一体何なのでしょう。
一生辛い思いをして我慢して死んでいくだけ?
最後に幸せがやってくると思いながら、幸せをひたすら待つ人生?
時が経って、後悔と憎しみだけが残った時、初めて、「自分の人生っていったい何だったんだろう?」と思うのでしょうか?
生きてるのが嫌になってしまうような人生ではないですか。
今が幸せかどうかというのはさておいて、人生幸せに生きようとする事って、とても大切だと思うのです。
人生って、自分の考え次第で、不幸にも幸せにもなるのです。
幸せは、お金があることとか、健康であることなどの条件や状況でもなく、心で感じるものだからです。
ポジティブ心理学の創立者、セリグマン博士によると、持続的な幸せとは
「喜び」
「夢中になる事」
「意味を見出す事」
この3つがそろった時です。
喜びだけでも、夢中になる事だけでも”幸せ”ではありません。
私の好きなハーバード大学教授、ショーン・エイカーは、
「自分の可能性を追求して努力するときに感じる喜び」
と言っています。
つまり、もう変わらなくていいと信じる事が幸せなのではなく、自分は変われると思う事が幸せなのです。
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いつ頃からかはよく覚えてないのですが、私は朝起きると、まずは窓を開けて、 ハーブの香りが漂っている空気を思いっきり吸いながら、外の景色を眺めるようになりました。
そして毎日毎日、こう思うのです。
「あ~平和だな。 この平和な時に生きられてなんて幸せなんだろう。 今日も1日幸せに生きよう。」
今まで、「幸せになりたい。」と言いながらも、幸せになろうとしない多くの人に接してきました。
今も接しています。
そんな人達が「自分の可能性を追求して努力して、喜びを感る」ようになってくれるよう願っています。
私が感じている、手に取るような幸せを、一人でも多くの人に感じて欲しいのです。
それをより簡単に、楽にできるようにするのが、私のミッションだなあ、と思っています。
ゴンサレス靖子
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