人と言うのは、長所よりも短所に目が行きがちです。
人に対しても、自分に対してもです。
そして、その短所を克服しようと一生懸命になることが多いです。
でも、いくら短所を克服しようと頑張っても、達成できる結果には限界があります。
そして、「こんなに頑張っているのに、これしかできない…」と、自己嫌悪に陥ったり、自信を無くしたりする場合もあります。
あなたもも、そういう事ありませんでしたか?
私は、昔はしょっちゅうありました。
でもそれって、頑張るポイントを間違えているんです。
できない部分を、頑張って克服しても、中の下ぐらいに、やっとの思いで到達する程度です。
それより、自分の長所をもっと伸ばした方がいいのです。
自分の為にもなるし、人の為にもなるし、楽だし、楽しいし、いい事だらけです。
面白いデータがあるんですよ。
アメリカのネブラスカ大学で行われた調査です。
約1000人、速読が苦手な生徒と、得意な生徒に分かれて、優秀な教師が効果的な速読法を教え、結果を比較しました。
速読が苦手な生徒は、トレーニングの結果、最初の約1.7倍のスピードで読むことができるようになりました。
確かに成果はありましたよね。
約倍ですもんね。
一方、速読が得意な生徒は、どのぐらいのスピードで読めるようになったと思いますか?
なんと約8.3倍です!!
速読が苦手な生徒は、トレーニング前 90字/分、トレーニング後150字/分
速読が得意な生徒は、トレーニング前 350字/分、トレーニング後2900字/分
ありえる~~???という結果じゃないですか?
このデータを突き付けらた時に、「やっぱり強みを活かしたほうがいいよね。」としみじみと実感しました。
できない事を必死にやっても、これっぽっちの進歩。
できる事を伸ばすと、素晴らしく優秀になる。
そして、その優秀な部分を使って、物事を達成させる事ができるし、それが苦手な人達の手助けをする事ができます。
(人を助けるにも、助けようという気持ちだけでは不十分で、助ける能力がないと、できません。)
そして、多分、人生より楽に、楽しく生きられるようになるのではないかと思っています。
そんな風に、自分の強みをぐ~~んと伸ばして、自分のビジネス構築に活かしたり、人間関係をよくしたり、はたまた人生の指針にしたりしてみるのはいかがですか?
ゴンサレス靖子