私が目指しているものの一つに、人生の最適化があります。
それは、人間関係であり、仕事であり、健康であり、日々の生活でもあります。
だから、やることがいっぱい。
やる事の多さに押しつぶされそうになる事も、しょっちゅうでした。
で、ついに押しつぶされてしまった時期もあるので、今では、気を付けながら毎日を過ごしています。
どのように気をつけるか?
まずは、自分には、どんな行動や考えの特質があるか、しっかり把握します。
そして、それが暴走しないように気を付けます。
例えば、私は欲張り。
物がたくさん欲しい欲張りではなく、いろいろな事をしたくなる欲張りです。
あれもやりたい、これもやりたい、といつもやりたい事でいっぱいです。
旅行に行くと、休む間もなく、くまなくいろいろな場所を訪問しまくります。
そうやって、さんざん私に振り回された旦那は、今では、旅行に行く前には必ず、「ちょっとは、ゆったりしようね。 全部回るのはやめようね。」とクギを刺します。
また、「〇〇しませんか?」なんていう誘いがあると、少しでも楽しそうで、予定が空いていれば(時には、開いてなくても、こじ開けて)「はい!します」とひょろひょろ誘いに乗ってしまいます。
とはいえ、私は、自分のキャパの読みが浅いのです。
「大丈夫、大丈夫。」と大丈夫じゃない事に気づかずに、キャパ以上にギュウギュウに詰め込んでしまうんです。
「行きたい! 参加したい! やりたい!」と言う感情が先行してしまうのです。
そして、それをやり遂げないと気が済まないし、やり遂げられなかった時には、ものすごく悔しい気持ちでいっぱいになります。
これは、度が過ぎると、バタっと倒れたり、無理が過ぎて健康を害したりするので、気を付けなければいけません。
自分では、それが特別な事とは思わず、他の人も自分と似たり寄ったりだと思っていました。
でも、本当は、私の「行きたい! 参加したい! やりたい!」は、かなり特別な感情なんだという事を、Myストレングスコーチが指摘してくれました。
そして、みんながみんな、私と同じようになんでもやりたがる訳ではない、というのを、しみじみ自覚したのは、私と同じような特質を持つコーチの集まりの時。
その中に、まったく違う特質を持つコーチが一人いて、その方がこういった時です。
「あなた達、全く恐ろしい人達ですねえ。僕にとってのデフォルトは休んでいる状態なのに、あなた達のデフォルトは動いている事なんですねえ。」
「なるほど。
みんなが、私と同じ訳ではないんだ。
だったら、ちょっとぐらい力を抜いたって、どうって事ないんだ。」
と自覚をして、むやみやたらに、すべてをやろうとするのはやめました。
もちろん、たくさんの事を達成するのは、私の強みではあるけど、そこで健康を害して、1か月寝込んでしまっては、どうしようもないです。
強みも度を超すと逆効果になるので、気を付けて使わないと!
ゴンサレス靖子