私は、強みを見つけるツールとして、ストレングスファインダーというものを使っています。
アメリカのリサーチ&コンサルタント会社ギャラップが開発した、才能を見つけ出すツールです。
ストレングスファインダーで診断した私の強みの中で、お守りのように使っている強みがあります。
それは「ポジティブ」。
前向きで、楽天的で、楽しい事が好きという、気楽な強みです。
周りがおろおろしていも「大丈夫だよ。」とか「なんとかなるよ。」と言ってしまって、ヒンシュクを買う面もあります。
本人は、本当に100%大丈夫だと思っているんですけどね。
私は、「ポジティブ」の他にメラメラと燃える緊迫した「目標志向」とか「達成欲」とか「責任感」という強みを持ちます。
これらのメラメラ資質は、自分自身を脅迫しがちです。
この資質にスイッチが入ると、こんな風に独りよがりに暴走します。
「目標は絶対達成しなければならない。
やると言った事は、絶対にやらなければ気がすまない。
止まってはダメ! いつも前進を続けなければならない。
槍が降っても、自分が瀕死状態であっても、とにかくやる!」
もちろん無理をするので、それが原因で病気にもなりました。
やろうと思った期限内に、できない事があると、「あ~~、だめじゃない!!」と異常にイライラしたり、心拍が早くなったりします。
それだけならまだしも、ゆるゆる話しかけてくる人に、「忙しいんだから邪魔しないで。」とばかりに、攻撃的になったりしました。
電話にも出ない(集中しすぎて聞こえないので)、メールの返事もしない(見ないから)という行方不明状態にもなる事もありました。
腰に激痛、パニック障害…
そうなると、非常に宜しくないです。
そんな時に、助けになってくれたのは、私の「ポジティブ」資質。
「今私、メラメラ資質が暴走して、自分で自分を攻撃してる。」と気づいたら、思い切ってそのスイッチを切って、「ポジティブ」スイッチを入れるのです。
そうすると、「これができなかったからって、大惨事が起きるわけじゃない。 ここは潔く諦めようよ。」と思えて、ピンと張って切れそうになっていた神経が、フワっとして、急に楽になるのです。
急に世界が変わるような感覚です。
もちろん、こうやって、オンオフをするには訓練が要ります。
でも、そのおかげて、かなり完璧に近い感じで、自分を苦しめなくなりました。
自分の才能の資質が強みではなく、弱みに出た場合は、自分を苦しめます。
でも、資質をオンオフしたり、他の自分の強みを使って、解消できるのです。
だから、自分にはどんな強みがあるか、知っておくのは、とっても有益なんです。
もし、まだ自分の強みをはっきり知らないとしたら、まずはそこからスタートですね。
お手伝いしますよ~。
ゴンサレス靖子