私の周りには、人の役に立ちたい、という人が結構います。
そう言っている私も、同じように考えています。
誰かが「人の役に立ちたい。」と言うと、「立派だなあ。」と思うのですが、「靖子だって、そう言ってるじゃない。」と言われて、「あ~、そうか。」とハタと気づいたりします。
やっぱり自分の事って案外自分自身ではわからないものですね。
(自分が立派、と言っているのではありませんよ〜)
この“役に立ちたい“という思いは、割と自分の才能の資質(強みの元)と関係があります。
例えば、”重要な存在と認められたい”という思いが強い資質を持つ人。(ストレングスファインダーの[自我])
人に感謝されたり、喜んでもらうために、ひたすら行動をするという強みを持ちます。
人から感謝されたり、喜んでもらったりするのは、自分が認められたという証拠。
だから、そうやって人の為に一生懸命に動くのです。
人が喜んでくれることが自分の喜びにもつながるという素晴らしい強みです。
あなたの周りに、ものすごく面倒見がよくて、言わなくてもいろいろな事をやってくれる人がいませんか?
もしかしたら、この強みを持っている人かもしれません。
でも、このタイプの人は、せっかく人の為に動いても、喜んでもらえなければ、 大きく落胆します。
だから 人に喜んでもらえるような 環境にいないと強みが活かせません。
別の種類の”人の役に立つ”方法を得意とする資質もあります。
自分が関わることで人が成長していくのを感じるのが、何よりも自分の喜びであるという事を感じる資質。(ストレングスファインダーの成長促進)
人を育てる天才です。
この強みは、相手が感謝してくれても、くれなくてもお構いなし。
自分が手助けをしたことによって、今まで出来なかった事が、出来るようになった人を見て、「ヨシヨシ!」と満足します。
だから、先ほどの強みとちがって、どんなエリアでも、という訳ではなく、”人の成長”というエリアに限られます。
こういう方は言うまでもなく 、 人に何かを教えてあげたり、成長させるサポートなどをどんどんした方がいいですね。
多くの人が、「面倒くさい。」「だめだ、こりゃ。」と思ってしまう状況でも、根気よく教えてあげたり、サポートしてあげる事ができます。
ちなみに私は、 この強みを持っています。
今のお仕事に充実感を感じるのは、この強みを活用しているからだと思います。
もっと他のパターンもあります。
つらい状況にいる人に力を貸して、その人が笑顔を取り戻すことが できるようになることが、 何よりの喜びとして感じる人。(ストレングスファインダー[共感性])
人の感情を察知する能力が人よりも優れているので、相手が助けを求めなくて、困っている人がいると、敏感に気づいて、手を差し伸べます。
いろいろなタイプがあって、実に興味深いです。
さて、もし、 あなたが「人の役に立ちたい」と思っているとしたら、どんな強みが働いて、そういう気持ちにさせるのでしょう?
こうやって、自分の強みを知って、 どんな時にどんな風に活かせるか 知っておくと、より充実感、幸せ感を持って毎日を過ごしていけます。
ゴンサレス靖子