人それぞれ強みを発揮できる環境というのはあるもので、そういった環境を作って行くのも、人生を生きやすくして行くポイントです。
例えば、人の気持ちが自分の事のようにわかるという強み持つ、感情を察知する感度がとても高い人達がいます。([共感性]という強み)
打ちのめされてしまうようなネガティブな感情は、感じたくないとは思いますが、その事についてはまた別の機会にお話しするとして、このタイプの方達は、普段から他の人の感情を感じるのが好きです。
他の人の感情がわからないと、ざわざわします。
だから、メールや、SNSだけの人間関係というのは、苦手です。
というのも、それだけでは、感情が伝わりにくいからです。
同じ言葉を使っていても、トーンによって、随分を言っている意味が違ってきますよね。
例えば、何かを提案した時に、「いいよ。」と文章で返事がきたとします。
これだけだと、嬉しそうに言ってくれているのか、嫌だけどしょうがないと思って言っているのか、どうでもいいと思われて適当に返事をされているのか、わかりにくいですよね。
「これって、本当はどう思っているんだろう。」となんだか落ち着かない気持ちになってしまいます。
この強みをトップに持つクライアントさんは、知り合ったばかりの人達のグループSNSでくるくるとメッセージを送られてくるのは苦手だといっていました。
感情が読み取れないなから、嫌になってしまうそうです。
この強みを持っていない人は、極端な言い方をすると、どっちにしろ感情をそんなに察知しないので、口頭で言われても、文章で書かれても、あまり大差はありません。
だから、この強みを持っている人は、自分の強みの貴重さに気づいて、活かせる環境をなるべくたくさん作って欲しいな、と思っています。
具体的にどうしたら良いかというと、文章だけの交流ではなく、電話でもいいので、実際に話をすることです。
少しの時間でも、会う事ができればなおいいです。
そうすると、文章だけの関係より、劇的に人間関係がよくなったり、仕事が進んだりします。
[共感性]の強みを持つ人は、これを心がけてみてくださいね。
ゴンサレス靖子