行動ができないと悩んでいる方とのセッション。
この悩みは、本当に多いです。
この方は、アウトプットよりインプットが好き。
でもやっぱり、やってみたいという事だってある。
アウトプットは慣れてないから、ちょっと怖いくて、なかなか思い腰があがらない…
そこで、この方が持つ、とにかく約束した事は必ずやり通す[責任感]という強みを活用しようという事になりました。
[責任感]の強みを持つこの方は、受けた事は必ず、どんな事があってもやり遂げます。
例えば、ドタキャンは、ほぼありません。
すべての事を責任を持ってやり遂げ、自分が発した言葉にも責任を取ります。
だから、「これをやる!」と誰かに公言した事は、何がなんでも必ずやるはず、というところに目を付けました。
まずは、やりたいと思いつつ、やっていない小さな事をやってみましょう、という事になりました。
それは、ヨガでした。
「ずっとヨガ教室に行きたいと思いつつ、もう何年もたっちゃって。」と彼女は言いました。
そこで、彼女の友人数人に、「来月から、ヨガ教室行く事にしたの。」と言ってもらう事にしました。
すると!
次のセッションの時、「ヨガに行ってるんですよ~~!! 靖子さんの言う通り、来月からって日にちを決めて公言したら、「絶対やらなきゃ。」って強迫観念みたいなものが出てきて、一生懸命ヨガ教室を探して、行く事にしちゃいましたよ! 教室はとっても楽しくって! なんでもっと早く始めなかったんだろう、って思ってるところです。」との報告がありました。
よく公言すると達成できるといわれますが、だれでも効果があるわけではありません。
公言しても、全然できない人もいます。
いえ、できない人の方が多いです。
これは自分の強みに関係しています。
彼女の場合は、「責任感」という強みを持っていたから公言したほうがいいのです。
自分の発した言葉に、「何としてでも責任をとらなきゃ。」と思い、行動を起こし、達成させるのです。
この強みを持っていない人は、公言してもあまり効果がないかもしれまんせん。
その場合は、その人が持っている他の強みをうまく使って、自分にあった方法で行動を促すようにすればいいのです。
そうやって、自分の強みは何かという事をはっきり知って、活用していくと、楽に物事は進んでいきます。
この方は、そんなスモールステップから始めましたが、実は起業を目指しています。
強みを活用するメリットを実感したので、今度は、起業準備に強みを使っていくところです。
ゴンサレス靖子