ものすごく豊富なアイデア持つ人達というのがいます。
そんな人は、次から次へと、これでもかと、いろいろなアイデアを出してくるのです。
でも、そんな人に限って、実行が苦手だったりします。
クライアントさんにも、結構このタイプが多く、未来のビジョンや、なりたい状況などを聞くと、わくわくするような話を生き生きと話してくれます。
ただ、それをどうやって実行に移そうか、という話になると、急にエネルギーが下がり、考えこんでしまうのです。
今までの、生き生きつやつやした顔が急に曇ります。
そして、結局どうしてもやる気が起こらず、実行に移せないので、そのアイデアは消えていきます。
せっかくいいアイデアなのに、それって、あまりにも、もったい。
そんな時の対処法。
これはもう、実行力のある他の人にやってもらうしかありません。
実行力がある人と組むとか、どうしてもやる気がおきない部分だけ、外注に頼むなど、他の誰かに、自分のアイデアを実現してもらうのです。
イメージで言うと、書くのが苦手だけど、話すのは得意という人が、本を出版したい時は、自分はべらべらと話しをするだけで、それを元に、ライターに書いてもらう、なんていう感じです。
実行力はあるし、実務も得意だけど、アイデアがないという人は、山ほどいます。
そんな人は、一つ一つのアイデアをとっても大切にします。
だって自分では思い浮かばないのですから。
だから、出してもらったアイデアを待ってましたとばかりに、飛びついて実行してくれる人は結構いるのです。
ただ、誰かにやってもらえばいいと急に言われても、 誰に協力を求めたら良いのか思い浮かばないかもしれません。
だから、まず最初は、「自分一人では無理があるから、誰かに協力してもらう。」という考えを、心の隅に留めておくだけでいいです。
元からアイデア豊富な人なので、誰にどうやって協力してもらうか、というアイデアもきっと浮かんできます。
それに、チャンスが現れた時に、きっと「この人だ」と気がつきます。
自分の考え出したアイデアが、実現するって、すごく楽しくないですか?
ぜひ、アイデアを埋まらせずに、形にしてみて下さい。
私は、「アイデアが浮かばないけど、実行は得意」というタイプなので、そうやってアイデアが次々を浮かんでくる人を尊敬の眼差しで見ます。
そして、その人の代わりにアイデアを実行して差し出すと、「本当にやるとは思ってなかった。 実現できてうれしい!」なんて言われるので、ますます実行するファイトが湧いてきます。
そうやって、力を合わせれば、今まで実現できなかったいろいろな事ができますよ。
ゴンサレス靖子