ちょっと大きめの目標を達成したといと思った時に、やってみるといい事があります。
すでに、その目標を達成したと仮定して、それまでの過程を過去形で語ってみるのです。
書いてみてもいいです。
「今から何年後」と日にちを決めたほうが、やりやすいです。
たとえば、一年後の2022年3月23日の、目標を達成した自分になったつもりになります。
誰かにインタビューされたと仮定してみると、おもしろくできます。
「ついにカウンセラーとして、念願の起業をしましたね。
起業に行きつくまで、どんな事をやったんですか?」
「まず、カウンセラーのスキルは磨き続けましたね。それと平行して、いろいろ顧客のリサーチをしたり……..」
「そこまで行きつけた秘訣ってなんだったんですか?」
「それは、とにかく毎日少しでも起業準備のための時間を作って、一歩一歩進んでいった事でしょうかね。 あとは……。」
「時間がないって言ってましたが、それをどうやって克服したんですか?」
「それには、結構苦労しましたね。 私が編み出した方法は......。」
「他に大変だったことはありますか?」
「大変な事だらけでしたよ。 まず周りに反対されましたし。 あとは…………。」
「どうやって克服しましたか?」
「とにかく、実績をつくらないと、と思って前進していきましね。 具体的には……。」
と、1年後にこんなインタビューをされたら、どうやって答えてるかな、と思いながらやってみます。
でも、これ、実はなかなか思い浮かばないんです。
今までやったことがない事を思い浮かべるのですから、難しいのは当たり前です。
そんな時は、すでにそれを成し遂げ人に話を聞いてみるといいです。
「こういう人になりたい」と思っているロールモデルを思い浮かべてみるのもいいです。
そうやって、一人インタビューをすると、そこにアンテナが立って、それに関するいろいろな情報を集めたり、学んだりし始めるものです。
そして、どうやって行動していったらいいか、考えるようになります。
なっていたい未来の姿から逆算して今を考えるこの手法、バックキャスティングといいます。
ストレングスファインダーの未来志向を持つ方には特に効果的です。
お遊び感覚でも、試してみると、新しいアイデアが発見できるかもしれませんよ。
ゴンサレス靖子