多くの人の人生の目的の一つは、幸せになる事だと思っています。
一言で「幸せ」とはいいますが、幸せの定義は人それぞれ違います。
だから、自分自身で見つけていくしかありません。
そして、その過程では、100発100中はあり得ません。
「あ、これかと思ったけどなんだか違うなあ。」と、外れることもたくさんありますが、それでいいのです。
そうやって、試行錯誤していくうちに、自分にとっていいと思えるもの、幸せになれるものに気づける能力がついていくのです。
それには、やはりいろいろと数多くの事を試してみなければなりません。
例えば、自分が好きな食べ物を探していく場合は、実際に食べてみて、自分が好きかそうでないか、判断していきますよね。
ニンジンはきれいな色をしていて美味しそうですが、嫌いな人が結構います。
イセエビなんてどうですか?
私にとっては、すごくグロテスクで、風貌から判断したら、触りたくもないぐらいですが、実際はメチャメチャおいしくて大好きです。
こうやって食べてみて初めて、おいしいと感じるかどうかがわかるのです。
食べず嫌いなのに、自分が最高においしいというものを見つけたいと思うのは、ちょっと無理がありませんか?
幸せな人生の見つけ方も同じです。
何も試してみないのに、自分にとって幸せな人生を見つけようというのには、無理があります。
いろいろやってみて、初めて見つかるのです。
今の時点では、自分にとっての幸せな人生がどんなものなのかわからないのは、まったく構わないと思うのです。
とにかくいろいろ試してみて、いきなりわかろうとせずに、「いつかわかる時がくるよね。」と思いながら前進していくのが、いいかのなと。
幸せ探しの筋トレみたいな感じでしょうか。
ゴンサレス靖子