どうしても、行動が長続きしなくて困っているというお話をよく聞きます。
勉強しようとしても続かない、ビジネスをやろうとするけど続かない。
続かない理由の一つは、目標が高すぎるのかもしれません。
目標が高すぎると、当たり前ですが、達成するのが難しかったり、達成するまでとてつもなく時間がかかったりします。
そうすると、やはり、途中であきらめてしまうのは、無理もない事です。
そんな時は、目標をもっと細かく分けて、設定を低くしてみるも手です。
もちろん、最終的な夢やビジョンは大きくてもいいです。
そこに到達するための目標を細かく分けて、しかもその一つ一つを低くするのです。
例えば、Youtubeの動画を約7年かけて、3000本アップして、登録者が30万人になった方がこんな事を言っていました。
「30万人を目指したことはなく、とりあえず今日一本作って更新しようという目標を何年も続けた結果、登録者も増え、収益を得られるようになった。」
結局のところ、3000本の動画更新も一本の動画更新の集まりです。
それを楽しみながら、毎日毎日やっていくだけです。
最初から1万人の登録者を目標にしても、そこに行きつくまで時間がかかるので、到達する前に「やっぱりだめだ」と諦めてしまう事が多いのです。
人は、目標が達成できないと、嫌になってしまうものです。
ですので、この方のように「とりあえず今日一本更新する。」のように目標を小さくして、それを根気よく続けていくのです。
この方はユーチューバーなので、「動画一本」ですが、たとえばキンドル出版したいと思ったら、今日はとにかく1ページ書いてみるとか、語学の勉強だったら15分だけ集中してみるとか、とにかく、できそうな小さなことを「なんだか面倒だな。」と思っても、「まあ、とにかく今日だけやろう、明日はやらないかもしれないけど。」とやっていき、次の日もそれを繰り返すのです。
結局、どんな大きな目標も、今日のタスクを粛々とやっていくしかなものです。
それを一週間、一か月、一年間と続けているうちに、自分の夢やビジョンに近づいてきて、ふと振り返ってみると「随分遠くに来たもんだ。」と思えるようになるのではないかと思います。
ゴンサレス靖子