前回の記事では、「どうしたら失敗してもいいんだ。」と思えるようになるか、というお話をしました。
それに関連して、もう一つお話したい事があります。
失敗に対する考え方が変わった、もう一つのきっかけがあるんです。
それは自分の強みを認めた事です。
それまでは、失敗をするたびに「私ってなんでダメな人間なだろう。」と、思っていました。
しかも私の失敗の数は多い。
「私ってダメな人間」と思って自分自身を否定をする回数がとっても多かったのです。
そんな時、「弱点を改善するよりも強みを活かすことに注力するという発想」という記事を読みました。
それをきっかけに、自分の強み探索を始めました。
「へ~~、そうなんだ~、これって強みなんだ。」と、いつも何気なくやっていた事が実は自分の強みだと知ってびっくり。
「これが強みなら、強みを伸ばすのって簡単じゃない。」なんて思いました。
以前は、自分の弱点=できない部分にばかり意識が言っていました。
強みの勉強を始めてからしばらくたつと、
「誰にでも、自分の弱点ってある。
それをいくら克服しようとしても、なかなかできない。
いつかはできるかもしれないけど、莫大な時間とエネルギーがかかる。
だったら、自分の強み=うまくできる部分を活かして、強化して、伸ばした方がいい。」と思えるようになりました。
そうやって、自分の弱点を受け入れ、強みを認識したことで、たとえ何かに失敗しても、「私ってダメな人間。」と思う事はなくなりました。
「この部分はできなかったけど、私には他にとってもうまくできる事がある。」と思えるようになったのです。
これで、失敗して落ち込む事もなくなりました。
最近は、「もうちょっと反省した方がいいんじゃない。」なんていわれる時もあります。
そんなこんなしているうちに、自分の失敗だけでなく、人の失敗にも、寛大になりました。
人間の器が大きくなったような気分で、(本当に大きくなったかどうかは???ですが。)いいことづくめです。
この私の経験が、何かのご参考になったらいいと、お話してみました。
ゴンサレス靖子