前回は、「自分のやりたい事はわかったけれど、それができるような気がしないから、どうしても行動に移せない。」という方が多いという話をしました。
今日はそれに少し付けたしで、お話しします。
もう一つ多いのは、「うまくいかないなら、やらない事にしようと思う。」と言う方々です。
これを聞いて、あなたは違和感ありますか?
私は違和感でいっぱいでした。
「うまくいくかどうかは、どうやったらわかるんだろう?
100%うまくいくと保証されている事って、どんな事なんだろう?」と考えてしまいました。
友人と「この世の中で100%確かな事って、人はいつか死ぬって事ぐらいしかないよね。」と冗談半分でよく言っていた事を思い出します。
「100%うまくいく!」と思っていた事がガラガラと壊れていったり、「可能性少ないなあ。」と思った事が大成功だったりすることはあるものです。
前回も似たような事を言いましたが、やっぱりやってみないとわかりません。
もちろん、「うまくいかなかったらイヤだなあ。」という気持ちはあるでしょう。
そんな時は、うまくいかなかったときの対策も考えておいて、どっちに転んでも大きな痛手を負わないようにしておけばいいのです。
そして、そうやって対策をとった後は、結果は考えずに、とりあえずやってみるのです。
「うまくいくかな? うまくいかないかな?」と考えると、ひるんでしまうので、それは考えない事にします。
どちらにしても、100%ダメで、無駄だった、という事はめったになくて、やってみると必ず何か得る事があります。
もし思うような結果がでなかったとしても、「これは自分がやりたい事じゃないんだ。」とか「これは自分には合ってない。」という事実は発見できるわけです。
そうでなければ、いつまでも「あれをやりたいと思ってるんだけど、なかなか行動に移せないなあ。」とぐるぐると思考を巡らせる日々を繰り返すことになります。
そして、やり始めたら、今度はその時点で、どうやったらうまくいくか、その方法を考えます。
そこには精一杯力を注いで欲しいです。
なぜかとというと、この部分が直接成果につながるからです。
多くの場合は、うまく行く方法は、自分の強みを使う事だと思っています。
その具体的な例など、次回お伝えします。
ゴンサレス靖子