前回の続きです。
やりたい事があったら、うまくいくか、いかないか、という事は考えずにやってみるといいとお伝えしました。
ただ、一度やり始めたら、その後力を入れた方がいいのは、うまくいく方法を探す事です。
うまくいく方法というのは、人それぞれ違います。
例えば、こんな風にタイプが違う2人がいるとします。
Aさん: 話をするのが得意で、オープンで人に自分をアピールするのが好き。
VS
Bさん: 少数の自分が信頼する人以外にはあまり自己開示をしたくない。
Aさん: 話すのが得意
VS
Bさん: 書くのが得意
Aさん: とにかくやってみる
VS
Bさん: よく調べてから行動をしたい
Aさん: 変化に敏感で行動が早く、次々といろいろな事に興味を持つ
VS
Bさん: マイペースで、コツコツと継続するのが得意。
Aさん: 目標は決めずに降りかかってきたことに柔軟に対処しながら進んでいく
VS
Bさん: 目標を定めてそれに向かって行動する
Aさん: 同時進行でいろいろなことができる
VS
Bさん: 一つの事に集中したほうがうまくいく
お気づきだと思いますが、AさんとBさんのうまくいく方法は、まったく違います。
Aさんは、SNSで自分でアピールをしたり、Youtubeで話をしたりするのは好きだし得意なので、それをやるときっとうまくいきます。
でも、Bさんが同じ事をやったとしたらどうでしょう。
不特定多数の人に自己開示をするのが好きではないのに、やろうとしても、まずなかなか第一歩が踏み出せないでしょう。
頑張って第一歩を踏み出し、やったとしても、きっと全然楽しくなくて、拷問にしか感じないでしょう。
そして、そんな状態では、数回はできたとしても長く続ける事できません。
では、どんな方法がBさんに合っているのでしょうか。
書くのが得意なので、ブログを書いたり、小冊子を作ったり、出版(今はキンドル出版などがありハードルが昔ほど高くありません)などにエネルギーと時間を注いだ方がうまくいきます。
集中することや、じっくりと調べ物ををしたり、マイペースで継続していくことができるという強みを持っているので、なおさら出版や小冊子作成がうまくいきそうです。
無理してSNSでアピールしたり、人がたくさん来るパーティーに出席しなくてもいいのです。
とにかくこうやって、自分の強みを活かした、自分に合った方法を探ってみる事が大切です。
私はストレングスファインダーという才能診断ツールを使って探します。
これが絶対!というわけではないですが、自分の強みや思考・行動のパターンがかなり正確にわかり、自分に合った方法を割と簡単に見つける事ができます。
このツールを使わなかったとしても、自分が気が進まない方法はとりあえずやめておいて、「これだったらできるかな。」という方法を探してみて下さい。
ゴンサレス靖子