自分の強み

先延ばし癖は意思の力では直らない

「先延ばし」という言葉を、普段使うでしょうか?

なぜそんな事を聞いているかというと、

実は、昨日の15人ぐらいのスペイン人ばかりのピラティスクラスで、「先延ばし」(procrastinar)という言葉を先生が言ったとき、だれもその単語の意味を知らなかったからです。

みんな初めて聞いたと言いました。

驚くべし!!!! 
 

といいつつ、確かに「procrastinar~先延ばしする」という単語は巷で聞いたことはないかもしれません。

私はコーチ関連で「procrastination」という英語の単語を耳にタコができるぐらい聞いていたので、その単語と似ているから意味がわかった、というぐらいです。

スペインでは、先延ばしするとか、しないとか、そんな事は割とどうでもいいと思っているのかもしれません。 

もちろん、スペイン人が皆そうだというわけではありませんが…。 

マイペースさをひしひしと感じました。
 

私に関しては、先延ばしという言葉は、いつも頭にガンガン響いています。

先延ばしが嫌なくせに、ついつい先延ばしをするからです。  

そこで、今日は「先延ばし対策」についてお話しいたします。
 

私がとっている先延ばし対策は、ストレングスファインダーで診断した自分の強みを活かすようにしています。
 

★「達成欲」の強みを活かした対策

5cmx4cmの小さめのポストイットに、やることを1件づつ書きだして、机の上に並べておきます。

いつも目につくし、はっきり言って邪魔です。

ですので、意識の中に入り込んで、「まあ、やるか。」という気持ちにされられます。

やった後は、くちゃくちゃにしてその紙を捨てるのですが、それが結構快感です!(大げさにやるので、見てる人は笑います。)
 

★「責任感」の強みを活かした対策

人に「これ私やるから。」と宣言します。

「明日までに。」「今週中に。」など期限も宣言するとなおいいです。

「やらなきゃいけないんだよなあ。」と何となく責任感がわいてきて、やることができます。
 

★「未来志向」の強みを活かした対策

やらなかった時、自分がどんなひどい状態になってしまうのか、と想像すると恐ろしくて、思わずちゃんとやります。

たとえば、将来、筋肉がなくなって、よちよち歩きしかできない自分を想像すると、「筋肉つけなきゃ!」と思って、ちゃんと休まずジムに通います。

未来は明るくないとイヤなのです。
 

★「ポジティブ」x「アレンジ」の強みを活かした対策

面倒な作業は、楽しい事と組み合わせてやるようにセッティングします。

たとえばWebサイト整備や、書類整理など、集中力が必要ないことは、お勉強系の音声を聞きながらやります。

「ま、手は空いてるからインプットのついでにやるか。」という感じです。

他には、文章を書かなくちゃならないけど、「なんか面倒~~。」と思うときは、公園に行って(天気がいいマドリッドだからできることかも..。)草木や鳥に囲まれながら(昆虫、春夏はアリもいるけど)「いい空気や景色を見るついでに書くか。」という場合もあります。
 

今パッと思いつくのは、そんなところです。
 

もし、あなたが「やろうやろうと思ってるんだけど、いつもできなくて..。」と思っているとしたら、それはごく普通の当たり前の事です。

目の前の楽しい事や、楽なことにひかれていくのは、自然な事です。

ですので、意思の力でなんとかしようと思わないで、仕組みを作ることが大切だと思っています。

先延ばしをやめて、コツコツ・粛々と、やろうと思った事をやっていった先には、きっと素晴らしい未来が待っていますよ!
 

ゴンサレス靖子


 

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■ 写真提供 Lorri Lang~Pixabay

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