自分の強み

自分の才能の資質を好きになって強みにする~調和性編

今日は、ストレングスファインダーの[調和性]についてお話します。
 

この資質も、ストレングスファインダーを受けた日本人が上位に多く持つ資質です。

[調和性]資質を上位に持つ人は、意見の衝突や対立を嫌い、一見違った意見の中でも共通点を探し出すのが得意という傾向があります。

知らず知らずのうちに、チームやグループの意見をまとめる役になったり、争いごとの仲介役になったりすることが多いです。

また、衝突や摩擦を避けたいため、場の空気を読み、さざ波を立てないように振る舞います。

これは、いい強み使いですよね。
 

一方、この資質も弱み使いのインパクトが大きく、苦しむ人も多いです。

例えば、衝突や対立を嫌うあまり、自分の意見を言えなかったり、自分の意見を押し付ける人に流されてしまうことがあります。

また、チームやグループの考えや行動が全員一致することを優先するために、自分の意見や考えを押し殺して、周りの意見に合わせてしまうことがあります。(前述と似てるかな。。。でも、ニュアンス的にはちょっと違う。。。)

調和性を上位に持つ私の知り合いは「いつも我慢して、私が犠牲になっている気がする」と、不満そうに言っていました。

これら小さなことが、重なって大きなストレスとなり、時には爆発したり、体調を崩したりすることもあります。

そんな風になる前に、時には思い切って自分の意見を言ってみる事をお勧めします。

言いたくないときは言わなくていいので、言おうか、どうしようかなと迷ったときの10回中1回ぐらいは言ってみるなど、少しだけ[調和性]を緩めてみると、ずいぶん楽になるかもしれません。
 

先ほどお話した私の知人は、弱み使いに押しつぶされ気味で「調和性の資質なんていらない!」なんて言うので、 「そんな事いわないで~。」といつも言い返しています。

現に私は、この知人が使う[調和性]資質にとっても助けられています。

場の空気を読むのがとっても上手なので、対立が起きそうになると、感知して、配慮した言葉を発してくれます。

また、対立が起きないように、あらかじめ根回しをしてくれることもあります。

この知人がいるときは、絶対言い合いがおこらないことが分かっているので、安心感を与えてくれます。

そして、「あの人、なに変なこと言ってるの!?」と私が怒っている時は、「でもさ、結局この部分は靖子と同じこと言ってない?」と合意点を鋭く見つけてくれます。

そうすると、「あ、そうか。そういえばそうだ。そんなに怒ることもないな。」と違った視点で物事を見させてくれて、気持ちを和らげてくれます。

素敵な強みです。

自分の資質を好きになることは、強み使いへの一番の近道なので、この知人にも自分が持っている[調和性]の資質を好きになって欲しいと思っています。
 

ゴンサレス靖子


 

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■ 写真提供 StockSnap~Pixabay

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