「こういう事をやりたい。」と思いつつも、「自分にはできるような気がしないなあ」と思って、諦めてしまったり、なかなか行動ができないという事はないでしょうか。
もしあるとしたら、その「やろうとしている事」と似たような事をやったことありますか?
きっとないですよね。
だったら、できるような気がしないのは、当たり前すぎる事です。
今までやったことがない初めての事は、それができるかどうかは、誰にもわかるはずはありません。
そう思いませんか?
そして、実際にやってみると、簡単にできると思っていたことが案外難しかったり、とてつもなく難しいと思っていた事が、じつはさらっと簡単にできてしまうことは、結構あるものです。
だから、とにかく、やってみてください! と言いたいところですが、それができれば苦労しませんよね。
でも、やってみるしか方法はないのです。
と言いつつ、私は新しい事をやる時は、かなりの確率で「できるような気がしない。」とダダをこねます。
何かを習っている時、アドバイスをもらっている時に「え~~、私、それやるの~~??」と大きな声を出す事はしばしばです。
ただ、そんな、自分ができるような気は微塵もしない事でも、ダダをこねた後は「でもまあ、やってみるか。」とやってみます。
(でも、まずダダをこねないと気がすまない…。)
なぜかと言うと、オプションは2つしかないからです。
「やる」か「やらないか」。
「やらない」を選んだとしたら、状況が変わる可能性はゼロです。
でも、新しい事をやろうとしている時は、多かれ少なかれ、状況を変えたいわけで、その時に「やらない」というオプションはないのです。
そうすると、自動的に「やる」オプションを選ぶわけです。
そうやって、能動的というよりは、消去法で「やる」オプションを選ぶことはしょっちゅうです。
そんなときは、できるかできないかは、もう関係ありません。
そして、もしうまくいかなかったとしても、失うものは、ほぼゼロです。
ちょっとしたエネルギーと、少しの時間と、少しのお金ぐらいです。
でも、もしやらなかったら、人生を大きく好転させるチャンスを逃す可能性もあります。
ちなみに、「まあ、できるわけないでしょう。」 と思いながらやってみて、うまくいった事はたくさんあります。
スペインへの移住。
スペインでの就職。
コーチの仕事などなど。。。
どれも、「できたらいいけど、まあ無理でしょ。」と思いながらやったことです。
ですので、できるかできないかなんて気にせずに、とにかくやってみてください。
そして、最後に一言。
「これ絶対にできる。」と思うことだけを やっている 人生は、少しつまらないような気がします。
自分の可能性は、自分が思っているより、ずいぶん大きいものです!
それを広げず、縮めてしまうのは、つまらないと思いませんか?
ゴンサレス靖子
■ 写真提供 Myriams-Fotos~Pixabay