自分の強み

得意な方法でやってみる:挑戦を楽にする考え方

前回は「やりたい事があるけれど、無理だろうな。」と感じてしまうときは、安全装置をたくさんつけると行動がしやすくなる、という話をしました。

今日は、もう一つの、行動がしやすくなる方法についてお伝えします。
 

それは、真正面から向かっていくのではなく、ちょっと外れてるかな、と思っても、自分の得意な方法でやっていくのです。

もしかしたら、少し回り道に見えるかもしれません。

でも、いいじゃないですか。

多少時間がかかってもゴールに到着すればいいのですから。
 

例えば私の場合は、話をするのがあまり上手ではありません。

ここで言う「上手」というのは、「体系立てて、わかりやすく、面白く、人を納得させるような話し方をする」という事とします。

私は話をするのは好きで、意思疎通や人との関係性を築くための話は苦手ではないと思っています。

でも、見た映画のあらすじの説明などはひどいものです。

ですので、「体系立てて、わかりやすく、面白く、人を納得させるような話し方ができるようになりたい。」といつも思っていました。

というのも、セミナーを開きたいと思いつつ、「話が下手だからなあ。」と長い間一歩踏み切れなかったからです。
 

そんな事をぐちぐちとマイコーチに、繰り返し言っていた時、こう返されました。

「靖子さんは、靖子さんの方法でやればいいんじゃないの? それより、人に伝える事がたくさんあって、それが人の役に立つことがわかっているのに、自分の中にため込んで、自分だけのものにしておく方が、エゴイストだよ。」

当時は「人に伝える事がたくさんあって、それが人の役に立つこと」なのかどうかも疑問でしたが、少なくても時間をかけて学んだという事実はあるので、「学んだことを自分だけのものにしておくのは、確かにエゴイストだなあ。」とその言葉が身に沁みました。
 

そこで、マイコーチと一緒に策を考えました。

「体系立てて、わかりやすく話す」のは、大量のインプットをして、考えを確固としておく事で、どうにかなります。

私はインプット大得意な「学習欲」と「収集心」(ストレングスファインダーの定義)の強みを持っています。

インプットは苦になりません。。。というより、めちゃくちゃ楽しいです。
 

「面白く」は、もち前の「ポジティブ」の強みを使って、「楽しく」行う事ができます。

「面白く」ではないけど、代用できます。
 

「人を納得させる」は、「個別化」「学習欲」の強みを使い、それぞれの人がどんな事を考えいるのか察知し、尊重し、その人自身を鋭く理解することで代用できます。

そうやって、ずばりそのものではないけど、それっぽくなるものです。
 

自分の理想を追って、100点満点にしようとするのではなく、セミナーを受けてくれる人が100点(とまではいかなくても、それに近い点数)と思ってくれることを考えながら、いろいろ策を考えてみるのです。

「苦手だから、無理。」と後ずさりをするのではなくて、「どうやったら得意な方法でできるかな」と考えてみるのです。
 

今では、そんな習慣がすっかりついて、「無理」という言葉が頭をよぎると、自分の強みを総動員させるようにしています。

この方法は、お勧めです。
 

ゴンサレス靖子


 

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■ 写真提供 Jupi Lu~Pixabay

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