自分の強み

努力よりも楽しさで結果をつかむ方法

多くの人が、何かを達成するには頑張って努力をしないとならないと考えています。

そういう私もその一人でした。

特に、私自身が昭和生まれで、両親は戦前生まれの世代なので、「苦しんでこそ幸せが訪れる」という価値観の中で育ちました。

とは言え、昔から苦しむのは人一倍嫌いでした。

(まあ、誰だって嫌いかもしれないけど。。。)

そして、苦しむのが嫌いな自分のことを「根性がないダメなヤツ」と思っていました。
 

それがストレングスファインダーと出会ってから、ガラっと変わりました。

ストレングスファインダーの考え方は「苦手な事を克服するのではなく、自分の長所や才能や強みに目を向け、それを活かしてよい結果をだす。」というものです。

根性なしの私は「おお! 苦手な事を克服しなくていいんだ! 苦しまなくていいんだ!」と、すぐに飛びつきました。 
 

そもそも、苦手な事をやるというのは、自分が本来持っていない力を一生懸命に発揮しようとしているという事です。

そりゃあ大変です。

いくら頑張っても、よい結果がでません。

ですので、途中でやめてしまう事がほとんどです。

無理して続けると、ひどい場合はメンタルがやられてしまうかもしれません。
 

反対に得意な事をしていると、少しやっただけで、良い結果がでます。

周りの人に褒められても「このぐらいの事ができるのは普通でしょ。」と思ってしまうぐらい、簡単にできて、その上うまくいきます。

そんな時が、本来の自分の力を活かしている瞬間です。

だから、苦手な事に時間とエネルギーを費やすより、自分が自然とうまくできることをやった方がいいのです。
 

といいつつ、それが現実世界では割と難しいのです。
 

いつだったか、ストレングスコーチ仲間と「数学が赤点すれすれ、英語がほぼ満点とれそうだったら、どっちの勉強をする?」という話をしました。

「理屈では英語の勉強だけど、実際問題として、数学の勉強の方に力を入れちゃうよね。」と全員言いました。

実際数学で赤点とって進級できなかったら困る、などの理由などがあるとしても、どうしても苦手な事に力を入れがちな自分たちの思考を思い知らされました。

「私達、まだまだ悟りが開けてないね。」と笑い合いました。

理屈ではわかっていながら、ついつい感情で「苦手を克服しなければ」と思ってしまいます。
 

ストレングスファインダーのお師匠さんがよく言っていました。

「弱みに目が行くのは本能。

強みにフォーカスするのは、知性。」
 

苦手なではなく、得意な事で成果をだしていくには、もう、ひたすら根気よく、粛々と毎日それにそって行動をしていくしかありません。

クライアントさんには、こんな事を唱えてながら過ごしてみてくださいと言っています。

「結果は楽しみながら手に入れる事ができる!」

「苦手な事より、得意な事を伸ばそう!」
 

そうすると、すこーしづつですが、苦手な事より得意な事をやり始めるようになります。

そのうち「お、こんな楽して結果がでる。 これでいいの?」という場面に遭遇する機会が多くなります。

それを続けていくうちに、自分の人生が楽に、楽しくなっていきます。

そんな生き方、とってもとってもお勧めです!
 

ゴンサレス靖子

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■ 写真提供 ~Pixabay 

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