[自我]の資質が真の力に変わる瞬間

ストレングスファインダーの資質には、私たちコーチの間で冗談まじりに「メラメラ資質」と呼んでいる、とてもエネルギッシュなタイプと、「ほんわか資質」と呼んでいる落ち着いたタイプがあります。
メラメラ資質は、うまく強みとして発揮されれば素晴らしい成果を生みますが、弱みとして出てしまうと、その勢いの強さに周りがちょっと引いてしまうこともあります。

そのメラメラ資質の中に、「自我」という資質があります。
この資質を上位に持つ人は、「自分の存在を周りに認めてもらいたい」という思いがとても強い傾向があります。
そして、その思いが原動力となって、人のために惜しみなく力を尽くします。
とはいえ、「認めてもらおう!」という意図で行動するわけではありません。
ただ、自分の働きによって誰かが喜んでくれることが何より嬉しいのです
どうしてかというと、その喜びが「自分が認められた証」と感じられるからです。

でも、実はとても繊細でもあります。

人のために一生懸命やったのに喜んでもらえなかったとき、心がズタズタに傷ついてしまうこともあります。
「もう二度とやってあげるもんか!」と強く怒ってしまうことさえあります。

そして、ネガティブなフィードバックがとても苦手です。
100のうち1だけ指摘されただけなのに、100すべてを否定されたように感じてしまいます。
本当は一部の行動について言われているだけなのに、「自分の人格まで否定された」と受け取ってしまうこともあります。
私のように、100否定されても気づかないような能天気なタイプとはまるで逆です。

そんな事を考えていた時、ふっと母のことが頭に浮かびました。
正確にはストレングスファインダーを受けていないので確信はありませんが、おそらく母は[自我]の資質を上位に持っていると思います。

母はこんな特徴があります。
・少し否定されるだけでとても落ち込む。
・特別扱いしてほしい気持ちが強い。
・面倒見がとてもよく、こちらが頼まなくて「こうしてほしい」と思うことを率先してしてやってくれる。
・感謝を伝えると心から嬉しそうにする。

そんな母の特徴を心に留めながら接するようにしたら、母が怒ることがほとんどなくなりました。
いつも機嫌がよくて、こちらも気持ちがラクになりました。
「どうしてもっと早く気づかなかったんだろう」と思いつつ、気づけただけでもよかったと思います。

「自我」の資質を上位に持つ人には、自分の全てを否定せずに受け止めてくれる人の存在が必要です。
自分のことを温かく受け入れくれるような、安心できる場があると、そのエネルギーは良い方向に働き、とても大きな力を発揮します。

ストレングスファインダーを開発したクリフトン氏自身も、この「自我」が1位の資質だったそうです。
「人に貢献して役に立ち、認めてもらいたい」という思いが良い形で出たからこそ、今のように世界中の人々に役立つツールを生み出したのかもしれません。

才能の資質は、弱みとして出ると自分を苦しめることがありますが、強みとして生かすことができれば、誰にも真似できない素敵なことを成し遂げられる可能性があります。
自分の資質が、どんな時に強みとして出るか、どんな時に弱みをしてでるかを認識して、強みを最大限に生かす人生を歩みたいものです。

ゴンサレス靖子

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写真提供: JillWellington ~ Pixaby

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