「自分には強みがない」と感じてしまうときに

この前、メールマガジンの読者さんから「自分には強みがないのではないかと思う。」というメールを頂きました。

実は、そう感じている方は少なくありません。
周りの人が輝いて見えたり、自分だけが取り残されているように感じたりすると、「私には強みがないのかもしれない」と、思ってしまうこともありますよね。
でも実は、「強みの元」そのものは、誰にでもあります。
ただし、それはあくまで「元」です。

では、「強みの元」とは何でしょうか。
それは、自分独自の思考・感情・行動のパターンのことです。
そのパターンをうまく活かすことができると、無理をしなくても自然と良い結果につながります。
これが、「強みとして使えている」状態です。
一方で、そのパターンの使い方がうまくいかないと、思うような結果につながらないこともあります。
そのときは、「弱みとして使っている」状態です。
強みの元がまだ十分に磨かれていなかったり、環境が合っていなかったりすると、強みとして発揮されないことがあります。
また、知らないうちに弱みとして使ってしまうこともあります。

そういう時「自分には強みがないのではないか」と感じてしまうのかもしれません。

たとえば、ストレングスファインダーの「最上志向」という資質(思考・感情・行動のパターン)を例にしてみましょう。
強み使いはこんな感じ。

・優秀さや高い品質にこだわる
・向上心が高く、常に成長しようとする
・人の強みを見つけるのが得意
・自分が出せる最高の質を目指す
・効率よく物事を進める

弱み使いはこんな感じ

・ こだわりすぎて、不必要に時間やエネルギーを使ってしまう
・「まだまだ足りない」と感じて現状に満足できなくなる
・「この人には強みがない」と感じると、その人への関心が薄れてしまうこともある

たとえば「最上志向」を上位資質に持つKさん。
Kさんは、もっと優秀に、もっと良くなろうと、いつも努力しています。
目指している到着地点はとても高く、そこに向かって効率よく前進していきます。
でも、目標が高いからこそ、いつも「自分はまだまだ。全然できていない」と感じてしまいます。
周りから見れば、十分に優秀であってもです。
そのため、自信を失ったり、何かを実行することをためらってしまうこともあります。

このように、どんな思考・感情・行動のパターンにも「強み使い」と「弱み使い」があるのです。
大切なのは、自分の「強みの元」を、弱みとしてではなく、強みとして発揮していくことです。

でも、焦る必要はありません。
その強みの元を少しずつ磨きながら、自分自身の確かな強みへと育てていけばいいのです。

ゴンサレス靖子

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