時間

再び時間の大切さを実感したハロウィンの翌日

火曜日はハロウィンでしたね。
日本でも、最近はハロウィンを祝うようになったと聞いています。

カトリック教徒が大部分を占めているスペインでは、ハロウィンを祝う習慣はありませんでした。
ただ、ここ3-4年で、随分ポピュラーになって、10月31日のマドリッドの町はオドロオドロしい格好をした子供たちで賑わっていました。

ハロウィンは、悪魔を讃える行事だという説があります。
現にヨーロッパではこの日に黒ミサが開かれる事が多いそうです。 (怖い…)

それに対抗してカトリック教は、翌日の11月1日を、全ての聖人と殉教者を記念する、「諸聖人の日」としたと、言われています。

スペインでは、この「諸聖人の日」に、お墓参りをする習慣があります。

この日の墓地は賑やかで、綺麗なお花でいっぱいになります。


 

前日の悪魔がウヨウヨとしている街の風景とは打って変わって、この日のお墓は、今にも天使が降りてきそうです。

私は悪魔よりも天使の方を選んで、朝から旦那の両親、親戚、知り合いのお墓参りのはしご…をするつもりで、早起きをして張り切っていたのですが、急用が入り込み、結局お墓詣りには行けませんでした。

そこで思った事。

毎年当然のごとく、習慣のようにおこなっていた事が、突然できなくなってしまう事ってあるものです。

日常茶飯事に起こりえる当たり前の事とは言え、できなくなった時に初めて「アッ!!」と実感します。

毎年祝っていたクリスマスがもしかしたら、突然何かの理由で祝えなくなるとしたら、どんな気持ちになる?
毎年行っていた夏休みの旅行が行けなくなるとしたら?
毎年あの時期に会っていた友人と会えなくなるとしたら?

当たり前のように過ごしている毎日も、実は二度と戻ってこない貴重な日々。
だから、時間を大切に使い、自分が重要だと思う事、やりたいと思っている事に、なるべく多く時間を費やした方がいいです。

そして、時間を大切に使い、毎日を精一杯生きると、突然の予想外の不都合があっても、イライラしたり、嫌な気持ちにはなりません。

私達は、想定外の事が起こり、それに時間を費やした場合は、自分の有限の時間を奪われたような気がして、イライラしたり、嫌な気持ちになります。
自分が重要だと思っている事をやろうとしていた時なら、なおさらです。

例えば今回の私の例です。
お花で一杯になる1年に1回の諸聖人の日のお墓詣りに、家族の急用で行けなくなりました。

毎日を一生懸命生きていなかった昔の私だったら、きっとイライラしたと思います。

今では「こういう事もあるよね、しょうがないね。」と、不都合をすんなり受け入れる事ができます。

「まあ、今まで20回は行ったからいいかな。」
「あ~~、行けるときに思いっきり行っておいて良かった。」と思い、急用を機嫌よくこなせるようになりました。

こんな風に考えられるようになってから、随分と幸せ度がアップしました。

写真は去年の11月1日のお墓の様子です。(とれる時に撮っておいてよかった。)


 


 

 

ゴンサレス靖子

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