強み強みといつも騒いでいる私ですが、”強みを活かす”と言う事に興味を持ったのは、私自身、自分の弱みをすごく気にしていたからなんです。
だから 「弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向け、それを活かすことで最大の能力を発揮する」というストレングスファインダーの記事を読んだ時、「これは私の為にあるものだ!」と大喜びしました。
例えば、私は、ものすごいうっかり者。
一日に間違える回数はメチャメチャ多いし、細部まで注意が行き届かないので、「アバウトな人」と言われていました。
いつもお届けしているメルマガも、もしかしたら、誤字脱字が多いかもしれません。
昨日もひとつ指摘されました。
今受付をしている【あなたの強み発掘プレミアム診断】の申し込みフォームのリンク先、うっかり、https://のsを抜かしてしまい、Safariで見ると(このページは)「安全ではありません」のメッセージが出て、怪しい人のようになっていました。
一事が万事そんな感じです。
そんな事が続くと、昔の私なら「私って駄目だなあ。」とがっかりして自己嫌悪に陥っていましたが、今では「ダメじゃん、これ。」と、サッと対処したあとは、さらっと忘れて次の事にとりかかります。
自己嫌悪に陥る事はありません。
というのも、私の”うっかり”は、どうやっても治らないという事を自覚したからです。
それを認識すると、”自分はうっかりする”という事を前提に、行動します。
たとえば、手帳は肌身離さず持っています。
スマホではなく、昔ながらのアナログの手帳です。
セッションの日程はもちろん、人との約束は、決まったと同時に書きこみます。
何かの締め切りや、絶対やらなければならない事も全部書き込んでいきます。
そして、一日に何回も見ます。
だから、うっかり予定を忘れる、という事はなくなりました。
出かける前は、必ずカギ、おさいふ、身分証明書(スペインでは所持が義務)を持ってるか確かめてからドアを出ます。(確かめるものが多いと、逆効果なので、最低限のものだけです。)
旅行に行くときは、パスポート、メガネかコンタクト、おさいふ、カギ。
それだけあれば、なんとかなります。
他にも車の運転はしないとか、お医者さんや、爆発物取り扱いの仕事などの「あ、ごめんなさい!」が許されない仕事にはつかないようにするとか(ま、これは大丈夫ですね。)いろいろあります。
そうそう、旅行会社で予約業務をやっている時は、ものすごいストレスでした。
まだWindowsがなかった頃なので、黒い画面に緑の文字がずらっとならんで、しかも、フライトの予約クラスってYとかWとかアルファベットがずらっと並んでて、うっかりミスを起こしやすいです。
ああいう仕事は、ストレスです。
要は、自分の強みが発揮できない事って、ストレスなんですよね。
その代わり、私には人の良い面を察知するアンテナが敏感とか、人の成長に自分がかかわる事を喜びとするとか、ひとの個性をとっても大切にする事ができる、という強みを持っています。
”うっかり者”の事は、生活に支障がない程度に、対処はしますが、それ以上には気にせず、自分の強みを活かす方に重点を置いています。
今のこのお仕事は、とっても私の強みが活かせているので、楽しいし、とっても充実しています。
ゴンサレス靖子