ロックダウンした都市に住んでいるクライアントさんからのコメントも、ちらほら頂くようになりました。
やはり、普段あまり考えなかった事も考え始めるようです。
たとえば、アメリカ在住歴1年半の女性の方。
Kさんとしておきましょう。
現在会社勤めをされています。
実は、会社勤めはあまり好きではないけれど、アメリカで安定して生活できるまでは続けてようと思っているそうです。
ただ、最近、今の会社勤めをしながら、他にできる仕事はないかと考えるようになったという事です。
そして、「あーーー、動きまわりたい!!! こんな時は未来に思いを巡らせた方がいいのでしょううか?」とおっしゃっています。
まず、海外で暮らす時、初めのうちは会社勤めも悪くないと思います。
その国の仕組みを学べるし、人の考えや感情、習慣などもいち早く学べるし、言葉だって、サバイバルで覚えます。
自分のビジネスを始めたとしても、最初のうちは、生活費も稼げないかもしれません。
それを考えると、会社勤めから始めたのは、よかったのではないかと思います。
ただ、もし今の仕事があまり好きではないのなら、その状態にとどまらずに、自分が好きだと思うお仕事にもチャレンジする事をお勧めします。
今の時代、いくつも仕事を持つことは可能だと思っています。
そして、何をするかを決める時に重要なポイントがあります。
「自分に何ができるか?」と考えるのではなく「自分は何をやりたいのか」を考える事です。
Kさんは、厳密にいうと、「私にもできることはないか?」と書いていらっしゃいました。
「何ができるのか?」と考えて、答えは出たでしょうか?
多くの場合は、出ません。
なぜかというと、だいたい、自分には何もできないような気がしてしまうからです。
自分には能力もスキルもない、と思ってしまうのです。
本当は、そんな事はないのですが、そう思うなと言ったって、思ってしまうんだから仕方ないです。
だから、やりたいと思った事にとりかかるのが一番です。
やりたいと思う事は必ずあるはずです。
会社員をしているなら、お給料で生活費は確保されています。
だったら、できるとか、できないとか考えず、ダメ元で、いろいろな事に挑戦してみればいいです。
餓死する事にはなりませんよ。
ゴンサレス靖子