スペインの緊急事態が、また延びました~~。
これで3回目の延長。
今度は5月9日までです。
3月14日に宣言された時は、まさかこんなに長い間引きこもる事になるだなんて思ってもみなかったです。
先週末に、つばめがマドリッドに渡ってきたのを見て、 「わ~、もうそんな時期かあ。」と時の流れの速さに驚きました。
(外に出ないから飛んでいる鳥ぐらいしか見られない…)
ロングコートにロングブーツで出かけた日を最後に、パタっと外に出なくなってから6週間。
次に外に出る時は、ノースリーブにサンダルという姿になるんでしょうか。
突然人込みはなくなり、ポツンポツンと歩いている人はみんなマスクをしていて。
なんだかサイエンス・フィクションのようです。
そして、感染の収集がつかなくなってきているので、感染者が特に多い場所は、飛行機から消毒剤をまく事が決定しました。
わ、消毒剤を吸いながら生活しなきゃならなくなる…
なんだか、消毒剤にやられそう…
ま、家から出ないから大丈夫か…
せっかくやってきた渡鳥のつばめたちも「おお、今年はマドリッドはヤバイぜ。」と逃げて行くかもしれませんね。
SF感がますます増してきます。
日本は、緊急事態宣言といっても、そんなに厳しくはないようですので、きっと状況は違いますね。
一方アメリカの感染者が多い地域では、また違った様子での、SF物語が繰り広げられているかと思います。
スペインは緊急事態宣言がいつ解除されるかわかりませんが、解除された後、宣言前の状態に戻るまでは時間がかかりそうです。
というより、戻らないかもしれないというシナリオを考えておいた方が良さそうです。
激変の時代に、ぶち当たったかもしれません。
あ、スペインだけではなく、変化の大きさに差があるとはいえ、日本を含めた先進国すべてです。
とはいえ、歴史上、時代が激変した事は、何度もあったわけで、慌てる事はありません。
だた、今までと同じ世界はもう続かないかもしれない事も、少し頭に入れておいた方が良さそうです。
だからと言って、がっかりすることははありません。
「変化」があるだけで、その「変化」は、明るい、より良い未来につながるものかもしれません。
とにかく、変化は受け入れられるよう、心の準備はしておいた方がいいですね。
仕事の事、人間関係の事、今までとは違った角度から見てみないとならなくなるかもしれません。
これからますます、自分がどういう人間か、という事が重要になってきそうです。
いつものんびりしている人も、しばらくの間は、アンテナを研ぎすまして、時代の流れに敏感になった方が良さそうです。
もし、世界が激変したとしたら、それに適応していかなければなりません。
よく言われますよね、生き残るのは、頭がいい人でも、力がある人でもない、変化ができる人だと。
この大きな変化をチャンスにして、飛躍する人もたくさんいると思います。
今まで、今一つ思い通りになっていなかった人生も、もしかしたら、急に好転するかもしれません。
変化後の世界の方が、自分に合っていて、力を発揮できる人もいるかもしません。
ブラックバードたちが得意げにさえずっているのを聞きながら、こうやって、机に向かっていると、外で繰り広げられているSF物語が嘘のようです。
平和そのものです。
が!
そうではないんですよね。
世界は激変してる!(というシナリオもあり!)
ゴンサレス靖子