イヤだけど必要な事をやる時のコツ

前回は、ネガティブフィードバックが苦手な人のお話をしました。

ネガティブフィードバックを受けると、自分そのものを否定されていると受け取ってしまうタイプの人がいます。

身を切られるように、つらくなってしまうそうです。

だから、このタイプの人は、なるべくネガティブフィードバックを受けないようにするのがお勧めです。

受けそうになったら、逃げてしまってよいのです。

そうしないと、エネルギーを消耗してしまって、そのことだけでなく、他の事も手につかなくなります。
 

と、いつも言っていますが、実は例外だってあります。
 

知り合いの起業家はその一人です。

成長したいし、自分の事業をよりよくするためには必要な事だからと言って、「いやだなあ、気が重いなあ。」と思いつつ、厳しい事を言うコンサルタントのところへ、意見を聞きに行きます。

ただ、やっぱり、コンサルティングを受けた後は、どん底に落ちたように、気が滅入るらしいです。

でも彼女は、それを回復させる方法を知っています。

その後すぐに、ポジティブな事ばかりをたくさん言ってくれる人と話をしをする事です。

ポジティブフィードバックのシャワーを浴びているうちに、だんだん元気になってきて、最後には、最高の気分になるそうです。

そうやって、しばらくの間エネルギーを充電したら、またネガティブフィードバックを取りに行きます。

ポジティブなフィードバックは、自分の気持ちをよくしてくれるけど、直接業績を上げる事にはつながらないから、ネガティブフィードバックも必要だからと言って。

勇ましい!!

イヤな事はあまりせずに、自分の好きな事をたくさんやっていこうとしても、どうしても避けられない”嫌な事”ってありますよね。

そんな時はその”嫌な事”をやった後に、自分を盛り上げてくれる事を倍ぐらいすれば、”嫌な事”をしながらでも、前進していけるものだ、と改めて感じさせられました。

ちなみに、「ネガティブフィードバックが苦手」というのは、ストレングスファインダーでいう才能の資質、[自我]が強みではなく、弱みとして出てしまう場合に起きることです。

私の知人は、ポジティブシャワーを浴びて元気になった後は、さらに自分の他の強み、たとえば目標を定めて達成する事ができる強みや、事実をはっきりと認める事ができる強みなどを使って、うまく[自我]が持つがゆえに出てきてしまう弱みをカバーして、どんどんと前進しているので、感心します。
 

ゴンサレス靖子

 

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