これを読んでくださっているあなたは、きっと自分の好きな事を仕事にしたいという思いが少なからず(たくさんかもしれないけど)あるのではないかと思います。
でも、結構、否定論もあるんです。
好きな事を仕事にしたくないと思っている人が存在すると知った時は、「そういう人もいるんだ…」と衝撃でした。
そんな人達は、
「仕事は好き嫌いで選ぶものではない。」
「仕事はやっているうちに好きになる。」
「好きな事を仕事にすると、プライベートで好きな事がなくなる。」などと言います。
なるほど。
人それぞれ、考えは違うものです。
私は、好きな事を仕事にした時に、最大の力が発揮できると思っています。
自分が好きな事というのは、だいたい自分がうまくできる事です。
そして、うまくできるからこそ、人にもなんらかの価値を与えて、喜んでもらえます。
自分が人に価値を与えて、喜んでもらえて、お金をもらえたら、充実感でいっぱいになります。
たとえ、うまく行かなかった時でも、あきらめずに続けていけます。
やっぱり、好きな事を仕事にするのは、人生の醍醐味だと思います。
ただ、簡単か、といわれると、そうでもありません。
まず、「自分の好きなことってなんだろう。」と悩みはじめ、「これだ!」と思ったら、周りから「そんなことできるわけないでしょ。」と反対され。
それを押し切って始めても、なかなか芽が出ず。
やっと芽が出たら今度は、「趣味の続き」にならないように、プロとしての自覚を持って「仕事」として構築していかなければならないし。
自分で道を切り開いていくわけですから、それはそれで大変です。
既に敷かれたレールの上を歩いていったほうが、簡単ではあります。
でも、それではつまらないではないですか。
好きでない仕事をしている世界はモノクロ、好きな事を仕事にした世界は、鮮やかなカラーの世界です。
モノクロが好きな人がいるのは、理屈ではわかりますが、やっぱりカラーの世界の方が楽しいよと思ってしまうのです。
だから、ついつい、一緒にカラーの世界に行こうよ!とせっせと呼びかけてしまいます。
あなたも、好きな事や、やりたいと思っている事を仕事にしましょうよって。
ゴンサレス靖子