やりたい事探し

今の仕事は嫌だけれど、だからと言って何をしたらいいかわからない

「今の仕事をやり続けても、自分が望んでる人生にはならないよね。もっと違う仕事をやりたい。」と思う方は多いものです。

そして、「じゃあ一体何をしたいのか?」と考えても、なかなか答えが出てこないのが実情ではないでしょうか。

そんな時に考えてみるといい事があります。
 

「自分がどういう生き方をしたいか」

 
どんな職業や、どんな仕事をしたらいいか考えるのではなく、あえて、どんな生き方をしたいか、どんな人生を歩みたいかと考えてみるのです。

そして、その生き方をするためには、どんな仕事をするかと考えてみるのです。
 

私がスペインに来たのは、結局はどんな生き方をしたいか考えた結果だったような気がします。

常々、日本にだけにとどまらず、多様性の中で生活をし、いろいろな文化や人の考え方などに触れながら生きたいと思っていました。

幼稚園の頃に、仲の良いアメリカ人と韓国人の友人がいたので、その影響もあるのかもしれません。
 

日本もいいのですが、多様性という点では、歴史的背景などからかしても、すこし物足りない感がありました。

だから最初はスペインだけではなく、3年ごとに色々な国に住んでみたいと思っていました。

(結果的にはスペインが気に入って居ついてしまったのですが。)

もちろん、いろいろな文化や人の考え方などに触れながら生きるのは、日本国内でも、不可能ではありません。

ただ、海外に出た方が圧倒的に簡単にできます。
 

そして、そんな風に生きるには、ある程度語学がわかったほうがいいと思い、英語を一生懸命学びました。

ただ、なかなか話せるようにならなかったので、スペイン語に切り替えました。

こっちは上達が早かったというと、決してそんな事はなかったのですが、学んでいて楽しかったので、留学するぐらい熱心でした。

そこで、今度は、スペイン語を使える仕事をしたいと思い始めました。
 

とはいえ、そう簡単にはいきません。

日本には、スペイン語を使う仕事はあまりありませんでした。
 

それも、2回目にスペインに渡航した理由の一つでした。

スペインで働くなら全ての仕事で、スペイン語を使えるわけです。

日本でスペイン語を使える仕事を探すよりは、スペインでスペイン語を使える仕事を探した方が何億倍簡単です。
 

そうやって、スペインで職を探し、最初の3年間で4回の転職をしましたが4年目・5社目からの会社勤務は10年以上続きました。
 

最初は、いろいろな文化や、人の考え方などに触れながら生きたいというところから始まり、そのために語学学習をして、その後スペイン語を使う仕事をしようと、スペインに移住したところからすべてが始まったわけです。 

職種にはこだわりませんでした。

前進し続けているうちに、少しづつ自分のやりたいこともわかってきて、分野が狭まってきて、今の私に至っています。
 

世界中にいる日本人のクライアントさんとのセッション内容は多様性に富んでいます。

最初に描いていたビジョンとは違いますが、セッションの中で多様性を感じ、心底割ってお話してもらい、いろいろな考え方に触れるというのは、私が望んでいた生き方です。

ちょっと回り道したけど、ああ、たどりついたな、と思っています。

もちろん、ここで終わりではありません。

今度は、自分が望む生き方をしたいと思っている人に、私が力を貸す番が来たと思っています。

これもいつかは「成し遂げた!」と思う日が来るのかなあ…。 

来て欲しいです!!
 

ゴンサレス靖子

 

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