やりたい事探し

成功の保証がないと努力はしたくないと思うなら…

昨日の続きです。

Kさんは、こんなコメントをしていました。

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自分が何をしたいのか、全くわからず迷子状態です。(仕事)
資格か技術を身に付けたいが、努力した結果それを本当に楽しめるのか、そこから生計を立てていけるのか心配になり、結局何にも手をつけられずにいます。
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努力した結果、それを本当に楽しめるのか?

そこから生計を立てていけるのか心配。

だから結局何にも手を付けられずにいる。
 

こんな事を考えている今の状態は、よろしくないですね~。
 

なぜか人間は、自分で自分を必要以上に苦しめてしまう場合があります。

今、Kさんは、そんな状態にいるのではないかと思います。
 

でも、どう考えても、努力した結果本当にそれを楽しめるかどうかなんて、やってみないとわからないのですよ。

いつか書いたように、「すごく好きだ!」と思っていた事が、いざやってみると実は全然好きではなかった、という事もたくさんあります。
 

例えば、私は、車の運転が大嫌いで、運転放棄をしたのですが、教習所へ行っているときは、まさかそんなに嫌いだなんて気がつきませんでした。

それどころか、赤いミニをかっこよく運転している自分の姿を思い浮かべながら、喜々として教習所に通っていました。

運転が嫌いだと気づいたのは、実際道路に出て運転し始めた時。

「こんなもの、よっぽどの事がない限り、二度と運転しない!!」と誓いました。

そして、約30年、一度も運転していません。

多分、これからもしないと思います。

運転なんか簡単にできるし、きっと好きだろうと思ったのは、大きな勘違いでした。

時間も、お金もかけましたが、学習料だと思っています。

「好きでない。」と気づくには、実際やってみなければわからなかったわけです。

もし免許を取らなかったら、ずっと自分は運転が上手で、「いつかは赤いミニをかっこよく乗り回すんだ!」と思い続けていたでしょう。
 

Kさんの話に戻ります。

Kさんは、多分、取ろうと思っている資格や、学ぼうと思っている技術がぼんやりとでもあると思うのです。

「努力した結果、それを本当に楽しめるかどうか。」と心配しているという事は、その資格・技術で本当に楽しめるという確信がないと、努力したくないという事ですよね。

だったら、その資格をとったり、技術を学んだりするのはやめましょう。

というのも、そういう気持ちでいる限りは、いくら「やってみましょう」と言っても、実際にやる日は来ません。

だったら、思い切って、やめてしまいましょう。

そうしないと、やらない自分を責めるばかりで、前には進みません。

ずっと自分を責め続け、自分で自分を苦しめるだけです。
 

それより、「本当に楽しめるかどうかはわからないけど、とにかくやってみたい。」と思う事を探してみましょう。

きっとあるはずです。

「やめた方がいいんじゃない?」と言われても、やりたくてしょうがない事だとなおさらいいですね。

一方方向だけ見ないで、360度、ぐるっと回りを見回して、いろいろな角度から考えてみて下さい。

今当てている焦点が違っているのです。

別れた彼女・彼の事はきっぱり忘れて、新しい出会いを探すのと同じような感覚です。(かな???(笑))
 

次回は、Kさんの「そこから生計を立てていけるのか心配になり…」というコメントについてお伝えしてみたいと思います。
 

ゴンサレス靖子

 

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