チャンスというのは、次々と ひっきりなしにやってきているものです。
そして、ひっきりなしに、次々と去っていきます。
それは「どうしようかな。」と悩んでいるうちに去っていくこともあれば、チャンスがやってきた事に全く気付かない時もあります。
やってきたチャンスは、やっぱり掴みたいものです。
チャンスをバスに例えた話を聞きいたことがあるので、シェアしたいと思います。
バスは次々と来ます。
そして、それぞれ行き先が違います。
自分が行きたい方向のバスでない場合は、逃してもいいけれど、自分が行きたい方向のバスが来たら乗らないと。
それにはまず、自分はどの方向に行きたいのかはっきりさせなければなりません。
確かに。
チャンスを掴むには、自分のやりたい事は何か、達成したい事は何か、望む人生はどんなものかをはっきりさせないとならないわけです。
それがはっきりわからなかったとしても、少なくてもどの方向に進んでいったらいいか、はっきりさせなければ、チャンスもつかめないのです。
その人はこう続けます。
とはいえ、自分が乗るバスを見つけるのは、そんなに難しい事ではありません。
テニス選手になりたいのに、乗ったバスにバイオリンを持っている人しかいなかったとしたら、このバスは違うと気づくでしょう。
まあ、それはそうだけど、いつもそんなにわかりやすいわけではないですよね、と思っていたら、こう続けました。
ただ人によっては、どこへ行くバス なんだか、どんな人が乗っているのかわからないけれども、「とにかく人がいっぱい 乗ってるから、これにとりあえずは乗っておこう」と思うことが多いのです。
そう、それそれ!!!
多くの人はそうですよね。
例えば新卒の時や、知識があまりない時など、まだ方向がわかっていない時は、どこ行きだか知らないけれども、どにかく今乗れるバスに乗っておこう、と思うものです。
そして、しばらく時間がたって、「このバス、私が乗りたいのじゃない。」と気づいたときに、バスから降りて、他のバスに乗り換えるときもあります。
確かに私もそうでした。
私も、とにかく「今乗れるバスに乗っておこう」派でした。
そして、「あ、そっちじゃない!」と何回も降りました。
他のバスがすぐに見つかればいいですが、そうでもなかったり、バス停じゃないところで、ころげ落ちて、「バス停はどこだあああ。」と探しまくったり。
バスに乗ったはいいけど、なんだか真っ暗なトンネルの中をずっと走っていて、何も見えず「これ、本当に私が行きたいところへ行くの??」と不安になったり。
そんなかんなして、やっと自分の行きたい地点行きのバスに乗った感じです。
感覚的には、バスというよりは、徒歩でゆっくり周りの景色を楽しみながら、すれ違う人と会話をしながら前進しているような感じですが。
結論を言うと、次々とやってくるチャンスを掴むには、自分のやりたい事は何か、達成したい事は何か、望む人生はどんなものかをはっきりさせないとなりません。
そうでないと、何がチャンスだかわかりません。
もし、自分のやりたい事は何か、達成したい事は何か、望む人生がはっきりしていないとしたら、とりあず「これかな?」と仮定してみるといいです。
そうしないと、何も始まりません。
仮定してみて、違ったらまた他を探せばいいのです。
ゴンサレス靖子
■ 写真提供 Johnny_px~Pixabay