自分の好きな事をやって収入を得たいと考える人は多いでしょう。
自分の好きな事を仕事にすると、やっていて楽しいので、これを「仕事」と呼んでいいのかな、自分が楽しんでいるのに、お金をもらっていいのかな、とさえ感じます。
私はそんな仕事の事を「限りなく趣味に近い仕事」と呼んでいます。
そんな仕事を見つけたい!と思うのは当然です。
とはいえ、すぐに見つかるものでもありません。
「これじゃない」「これかと思ったのにやっぱり違う」と散々試行錯誤続けた後、忘れた頃に「今やってるこれって自分が探していた好きな仕事かも」と気づいたりします。
頭の中で考えるだけでは限りなく趣味に近い仕事」は見つかりません。
考えた事を実際にやってみると「何か違う」と感じることがほとんどだからです。
もちろん、最初からうまくいく人もいますが、それは稀です。
また、「これだ!」というものが見つかっても、なかなか収入につながらない場合もあります。
だからこそ、とりあえず試してみることが大切ですが、どうやって始めるか、わからない場合もあるかと思います。
そこで、ごく普通の人向けの普通のやり方をお伝えいたします。
(普通、と書いたのは、天才肌の人はもっと違うやり方があるからです。)
・ まず、やりたい事を決めます。
例: イラストを描く
・ 次に自分のやりたい事が市場でどれだけ需要があるか調べます。
例: ネットなどで、イラストを描いて欲しいという人がたくさんいるか、イラスト関連のサイト・Youtubeチャンネルなどが多いか調査してみます。
・ 需要があれば進め、なければやめて、需要のあるものを見つける
例: イラストを描く事ではなく、書き方などを教える仕事は需要があるかなどのオプションも考えてみる
これ、結構大変な作業です。
何か月もかかるかもしれません。
・ 見つかったら、それをどんな方法で収益につなげるか計画します。
例: プラットフォームに登録など
・ そして、とにかく世の中に出してみます。
・ そこから、修正を重ねて、形にしていきます。
いかがでしょうか?
とにかく行動をしなければ「限りなく趣味に近い仕事」を見つける事はできません。
そして、たとえすぐに見つからなくても焦らないでください。
時間がかかるものなのです。
でも、試行錯誤を繰り返しているうちに、きっと見つかります。
ゴンサレス靖子
■ 写真提供 Ruslan Sikunov~Pixabay