好きな事を仕事にしたいと思っていますか?
私はもちろん、好きな事を仕事にするのは賛成です。
でも、巷では賛否両論があるのも事実です。
好きなことを仕事にすることに対する反対意見としては、「好きなことと仕事の境界が曖昧になり、純粋に楽しめなくなる」「仕事とプライベートの切り替えが難しく、常に働いているように感じてしまう」といった理由があるようです。
確かに、こういった状況になることもあるでしょう。
その場合は、無理に好きなことを仕事にするのはやめたほうが良いかもしれません。
一方で、好きなことを仕事にして満足している人たちは、「好きなことが仕事になることで、仕事が楽しい。」「仕事自体が楽しいので、プライベートと仕事を分ける必要を感じない」とい言います。
私の生き方
私は仕事だけではなく、すべての事を好き・嫌いで決める傾向があります。
「好き嫌いで決めるってどうよ。」と思いつつ、「自分はそういう人間であり、変わる事ができない。」と悟ったとき、いえ、どちらかというと「自分はそういう人間であり、変わりたくない。」と思っていると悟ったとき、「ま、それでいいでしょ。 そういう生き方をしよう。」と腹をくくりました。
誰になんと言われようと、反論するわけでもなく自然と好きな事はやってしまうし、気がつくと好きなものに囲まれています。
スペインに移住したのも、単純にスペインでの暮らしが好きたっだからです。
好きな事をやることのデメリット
好きな事をやるというのは良い面もありますが、そうでもない面もあります。
「好きな事だけをやる」と言っているわけではないので、そんなに好きでもない事でも、これはやった方がいいだろう、と思う事はやるわけです。
または好きな事をやるために、まずはそんなに好きでもない事を片付けなければならない場合もあります。
ですので、やる事だらけでギュウギュウです。
エネルギーが切れて、蕁麻疹が出始めた時もありました。
脳が疲れすぎて、不安障害になったこともありました。
それでも、自分の周りを好きなものだらけにしていくことには満足感を感じます。
「好きな事を仕事にしたい」人は少ない?
話は戻ります。
周りを見てみると、「別に好きな事を仕事にしたいとは思わない。」という人の方が圧倒的に多いです。
「仕事は仕事、お金を稼げていればいい。」
「好きな事は好きな事。仕事とは別。」
という考えはよく聞きます。
それはそれでいいと思います。
でも、私のように、好き嫌いを重視する人は好きな事を仕事にすることで、とてつもない充実感を得ます。
このメールマガジンを読んでくださっている<< Test 名前 >>さんは、私と同じタイプかもしません。
もしそうだとしたら、どうか諦めずに好きな事を選択していく人生を選んで欲しいと思います。
夢を追いかける事について
「夢を追いかけて、実現する。」という言葉をよく耳しますが、年齢を重ねるにつれて、違和感を感じるようになりました。
ハードルが高すぎて、途中でくじけて夢は夢で終わる場合が多いという事を年齢とともに学びました。(夢にもよるけれど。)
でも、夢を描き続けるのは楽しいし、それに向かって進んでいくことも楽しいです。
だから「夢を追いかけることで、いつか現実の好きな事に出会う。」という感覚でいます。
というのも、私がここに行きつくまでは長い道のりがあり。。。
私の道のり
私はロックが大好きです。
歌詞やミュージシャンたちのインタビュー(英語)を理解したいし、ミュージシャンの言語を話したい! そう思って英語を勉強しました。(理由はそれだけではありませんでしたが)
英語の勉強は、自分が好きなコンテンツを選んで勉強するカナダのシステムを利用していました。
そこで選んだコンテンツが、自己啓発のジャンル。
英語の勉強をしていたんだか、自己啓発の勉強をしていたんだか、という感じでした。(一石二鳥!)
そうやって自己啓発に対するアンテナが立っていたので、何気なく読んだ日経ビジネス(雑誌)に乗っていたストレングスファンダ-の記事はすぐに目に入りました。
それがすべての始まりです。
そうやって、好きな事を追いかけているうちに、自然な形で全く別な好きな事を発見して、それを仕事にしたのです。
つまりは。。。。好きな事・やりたい事は躊躇なくやってください。
それをやっているうちに、どこかに到達します。
そして、それをやっている過程は楽しいですよ。
ゴンサレス靖子
■ 写真提供 Silvestre Leon~Pixabay