才能があり、頭が良くて、知識があり、経験豊富と、
成功の要素がそろっていながら、まったく成功しない人がたくさんいます。
どうしてでしょう？
理由は至って簡単。
成功する前にやめてしまうからです。
成功が間近に近づいている事に気づかず、思うような結果が出ないからと
もうちょっと、というところで、諦めて、やめてしまうのです。
もう少し続けていれば、きっと成功していたという人が多く、とても残念です。
成功に一番必要なのは、経験でも、才能でもなく、
思い通りに行かない時でも、
やる気が失せてしまった時でも、
ひたすら続けていく継続力なのです。
エジソンは1000回も実験に失敗したそうです。
それでも自分の夢を諦めず、続けた結果、電球を発明しました。
ヘンリーフォードは、フォード社を成功させるまで、
7回の失敗と5回の破産をしています。
それでも諦めず続けた結果、
中流の人々が購入できる低価格で高品質の自動車を生産し、
アメリカに自動車を広める事ができました。
ビートルズはEMI から最初のレコードを出すまで、
デッカレコード、フィリップス、コロンビアと、何社ものオーディションに落ちました。
それでも、諦めずにチャレンジし続けた結果、歴史に残る大スターとなりました。
それではどうしたら成功するまで、継続できるのでしょうか？
ここでその3つのヒントをお話しします。
1. 達成しようとしている目標をたくさんの小さな目標に分割する。
目標達成の為に莫大な事をやならければならないと思うと、
「こんなにできない！」と感じ、やめてしまいたくなる事があります。
そんな時は、最終目標を小さな目標に分けて見ます。
それを1つ1つクリアしていくうちに、最終目標に到達する訳です。
本を書いていた知り合いの話です。
締め切りが近づき、早く書き終えなければならないと思うと、
そのプレッシャーで嫌に なってしまい、「そんなに書けない！」と思い始め、
頭がブロックされてしまうそうです。
そういう時は、自分は本を書いてるんだ、と思わず、
毎日10ページだけ何かを書くんだ、と考えるそうです。
10ページなら簡単に書けそうな気がして、プレッシャーが消えていくそうです。
そして毎日１０ページづつ書いていけば、10日で100ページになります。
20日で200ページです。
そうやって、その日その日の目標だけをクリアしていきくうちに、
本が書き上がると言う訳です。
2. なぜこれをやっているか考える。
思い通りに行かず、やめたくなってしまった時は、
初心に戻ってなぜ自分はこれをやりたいと思ったのか思い出して見て下さい。
そして始めた時の、希望や、ワクワク感や、情熱を思い出して下さい。
次になぜこれをやり続けているのか、考えてみて下さい。
きっと、またモチベーションが戻り、「ここでやめないで頑張ってみよう」と思うはずです。
例えば私の場合は、
「人はそれぞれ素晴らしい特性を持っている。
みんながその特性に気づき、それを生かして、最高の自分になり、
素晴らしい人生を送って欲しい。
そのサポートをしたい。」
というのが、今の仕事をやり始めた理由であり、
やり続けている理由です。
それを思い出すと、やめたくなった時でも「今ここで諦めるわけにはいかない！」と
再び力が湧いてきます。
3．無理をしないで休みながらやる。
くたくたに疲れててしまっている時は、思わずもうこれ以上続けたくない、
と思ってしまう事が多いものです。
まったく休みを取らずに何か月も働いていると、燃え尽きてしまいます。
そうなると、これ以上続けて行くのが困難になってしまいます。
適度に休息をとり、リフレッシュするのは、長くつづける秘訣のひとつです。
世界のトップ5のテニス選手と、
そうでない他の選手はゲームの合間の数十秒の使い方に違いがあるそうです。
ゲームとゲームの間の２０秒に、トッププレーヤー達は、
歩き回ったりせずに、立ったままじっと動かず休むそうです。
何試合も続ける場合は、この数十秒の休息の集結が、かなりの時間になって、
他のプレーヤーよりも多く休んでいるので、持続力が続くそうです。
どんな事でも継続すれば必ず成功します。
成功までもうちょっとです。
ここでやめてしまわないで、もうちょっとだけ、頑張ってみませんか？
ゴンサレス靖子
