私が海外に住んでいるせいか、私のクライアントさんも海外に住んでいる方が多いです。
やっぱり波長が合うんでしょうか。
もちろん、海外に住んでいるからこそ出てくる悩みも、身を持ってよく理解しているし、他の海外在住者の方々の体験談なども、参考にのためにお伝えする事ができるというメリットを感じて頂けるのかもしれません。
海外へは、自分だけの意思で来た方もいれば、旦那さんやパートナーと一緒に過ごす為に移住した方もいます。
どっちのケースも悩みは尽きません。
例えば、長年の夢、パリ永住を果たそうと、定年退職をしてパリにやってきた方。(とはいえ、60歳とまだお若いです。)
永住は夢ですが、とりあえず、1年の予定で来ました。
ずっと住み続けたいけれど、ビザが切れるので、帰らなくてはならないかも、と無念に思っているところ。
ご本人は「帰りたくない。 でも諦めて、帰るべきなのか。」と悩んでいらっしゃいます。
せっかく、長年の夢を果たせて、パリに住んでいるんです。
諦めずに、何らかの方法を見つけて、気が済むまでパリに住み続けて頂きたいです。
私はスペインに入国した時、ビザを持っていなかったので、3か月しか滞在できない身でした。
でも、結局、3か月が30年になりました。
そんな事だって可能なんです。
滞在3か月目で、労働ビザを出してくれるという条件の元、ある会社に採用されました。
それでも、ビザが下りるまでに8-9か月かかり、その期間はいわゆる”違法就業”でした。
まあ、ビザが下りた時点で、8か月前の申請時にさかのぼって税金を払わされたので、その時点で”違法就業”の期間は消えましたが。
こちらのブログ記事に最初に仕事を見つけた時のエピソードを書いています。
ご興味があったら是非見てみてくださいね。
↓ ↓ ↓
どうやってスペインで最初の仕事をみつけたのか?
だから、この方にも諦めず、パリに住み続ける方法を見つけて欲しいです。
パッと思い浮かぶのは、年金者向けのリタイアメントビザの申請。
あとは、一定の金額以下の収入しかない場合は、税金を収めなくていいので、それを利用して、労働許可書がなくても、アルバイトなどできるのではないかと思います。(が、フランスの法律の事は知らないので、さだかではありませんが。)
就業ビザを取るのが目的なら、まず低賃金でもビザなしで雇ってくれるところを探し、そこで実績をつくり労働許可書を発行してもらう。
その後は、職を変えてもいいし、自分でビジネスを始めてもよいかと思います。
何かありますって!!
公に言ってしまうと、語弊があるかもしれませんので、端折りますが、きっと方法はありますよ。
海外での最初の仕事って、ハードルが高く感じますが、見つかるときは見つかるんです。
どうにかこうにかして、結局は、永住にいたっている方だって多いのですから。
他の例や、国際結婚の悩みについても、また他の回でお話しますね。
ゴンサレス靖子