日本大使館の領事警備班なるところから、気を引くメールが届きました。
「一方の親の同意なく,お子さんが国境を越えて海外に移動した場合,一定の要件を満たせばハーグ条約が適用されることになります。その場合,お子さんは,原則,元いた国に戻されることになります。」だって。
え? 何突然?
こんなメールがわざわざ来るなんて、 子供の夏休みを利用して、子供と一緒に、日本に逃げ帰ってしまう人が相次いだのだろうか?
ここで言うハーグ条約は、別名「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約」だそうな。
「子の奪取」という言葉が、やけにおどろおどろしい。
ご参考:ハーグ条約
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/hr_ha/page22_000843.html#section1
確かに、時々テレビで、日本人女性と結婚したスペイン人男性が、「嫁さんが、子供を連れて日本へ帰ってそのまま戻ってこない。 僕には子供と会う権利があるのに、それは違法だ!」と、涙ながらに訴えてる姿を見ます。
日本もハーグ条約加盟国だから、なんとかならないものかと思うけれども、なかなか解決せず、何年も何年も裁判が続くようです。
大変だなあ…
別居とか離婚って、同じ国にいてもいろいろと解決しなきゃならない問題が多いのに、1万キロも離れていると、よりこじれるでしょうねえ..。
夫婦が別の道を歩くようになるのは、しょうがないと思う。
でも、できれば、穏便に別れたいよね。
そうやって、「子を奪取」しなきゃならないのは大変だ~。
人にはそれぞれの事情があるから、私が、なんのかんの言える身ではないけれど、そんな風になる前に、問題を解決しておけばよかったねえ。
問題や、気になる事は、早く解決すればすれほどいい。
ほおっておくと、どんどん膨らんで、とんでもない事になるから。
手が付けられなくなるまで、ほおっておかずに、まだ小さくて、なんとかできるうちに解決しておいた方がいい。
問題が小さいときは、ついつい「まあ、大丈夫でしょ。」って思いがち。
でも、そうでない事もある!!
お互いに、覚えておこうね!
ゴンサレス靖子